今日のフレーズ
That came out alright.
(思ったよりよくできたかな。)
使うタイミング
準備を全くしていなかったスピーチなどを急に振られたけど、それなりにうまくできた時。また、そのうまく言ったことを褒められた時。
やり取りイメージ
Nathalie : Did you prepare the speech?
(あのスピーチ準備してたのですか?)
Kenneth : No I didn't. I had no time to prepare because I was just asked right before the speech.
(してなかったです。スピーチのちょっと前に言われたので、準備する時間なかったんですよ。)
Nathalie : That was impressive actually.
(よかったですよ。)
Kenneth : Thank you. That came out alright.
(ありがとうございます。思ったよりよくできたかな。)
〜 Tea Break 〜
今回のフレーズは、日本語にするのが正直少し難しかったですが、自分が思っていたよりうまくできて少し驚いている時に使えます。自慢するわけでも、かといって謙遜するわけでもないので、英語独特の感覚かもしれません。
come out は多くの意味がありますが、ここでは、「結果が〇〇となる。」の意味で使っています。come out の後に alright が来てるので、「結果がうまくいった」=「よくできた」という意味になります。
ちなみに、このフレーズは決まり文句のようなものですが、このフレーズを発する時のポイントがあります。それは、首を左右に少し振りながら話すことです。真面目な顔で、首を動かさずにそのまま話してしまうと少し自慢しているように聞こえてしまいますので、自分でも予期していなかったけどなんかうまくできちゃったな、というようなニュアンスを含めて、首を左右に少し振りながら言うとちょうど良い感じになります。
余談ですが、alright は、all right と同じ意味です。話してしまうとわかりづらいですが、綴りとしては、 alright はカジュアルな場面で使います。フォーマルな場面では、 all right を使うことをお勧めします。今回の場合は口語表現で、かつ、あまり重くない感じのニュアンスも含んでいるので意図的に alright になっています。実は、この表記の仕方についても、ネイティブに確認済みです(笑)
話を戻すと、今日のフレーズは英語独特の感覚かもしれませんが、自分が想定していたよりも物事がうまくって、誰かに褒めらた時などに、少し首を左右に振りながら使ってみると、ものすごくネイティブっぽくなります。実際に使う状況を想定して、首を左右に振りながら、そしてこのフレーズを呟きながら、イメージトレーニングをしてみるといいかもしれません!