今日のフレーズ
Thank you very much, indeed.
(本当にありがとうございます。)
使うタイミング
丁寧にお礼(ありがとう)が言いたい時。
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
Kenneth : Today is my last day to work for this company. It has been a pleasure working with you.
(今日がこの会社で働く最終出社日です。一緒に働けてよかったです。)
Nathalie : I've learnt a lot from you. Thank you very much, indeed.
(あなたから多くのことを学びました。本当にありがとうございます。)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズは、英国特有表現です。
アメリカ英語では、
「very much」が最後についているので、
「Thank you very much」だけで、
「本当にありがとう」という意味になります。
もちろん、イギリス英語でも、
「Thank you very much.」で
「本当にありがとう。」というニュアンスで通じます。
ただし、イギリス英語は、「very much」に加えて、
「indeed」 を最後につけることで、
「本当にありがとう」という意味で使われることがあります。
「indeed」は副詞で主に2つの意味があります。
一つ目は、「本当に」という意味です。
「very」と一緒に使われ、「very」の意味を
強める役割を果たしています。
例えば、
Many people are very poor indeed.
(多くに人々が本当に貧困にあえいでいる。)
二つ目の意味は、「確かに」です。
何かに対して「正しい」と言いたい時に使います。
例えば、
A : Is this your cat?
(このネコはあなたのですか?)
B : Yes, indeed.
(はい、確かにその通りです。)
今日のフレーズは、
一つ目の意味の、「very」を強調する
使い方がされていることになります。
「very much」と言っているのに、
「indeed」もつけるなんて、
ちょっと「しつこい」のでは思うかもしれませんが、
これがイギリス英語特有の言い回しなんです。
~ YouTube ~
この記事は、YouTubeから動画で視聴いただけます。
YouTube版では、この記事の内容を日本語と英語の音声で解説しています。
また、動画の最後に英国人ネイティブスピーカーの補足パートも特別に収録しています。
ぜひご覧ください。