今日のフレーズ
It’s not my thing.
(私向きではない。)
やり取りイメージ
------ Harry Potter ------
------(ハリー・ポッター)------
A : I went to the Harry Potter Studio Tour last week and it was incredible. Have you been there?
(先週、ハリー・ポッタースタジオツアーに行ってきたんだよ。すごいよかった。行ったことある?)
B : No I haven’t. I’ve never seen the film actually. It’s not my thing.
(行ったことないよ。映画も見たことないんだ。私向きじゃなくてね。)
〜 Tea Break 〜
特に好きでも嫌いでもないけど、
自分の趣味に合わなかったり
そこまで興味がなかったり、
向いていない、得意分野ではない、
好みではないことってありませんか?
「〇〇は嫌い」とダイレクトに言うのではなく、
柔らかい感じで
「自分向きじゃない。」
「私の趣味ではない。」
「得意分野ではない。」
「私の好みではない。」
と言いたい時、
ネイティブスピーカーは
今日のフレーズを好んで使います。
「〇〇 is my thing」で、
「〇〇は私の好みだ。趣味に合う。」という
ニュアンスの決まり文句です。
とはいえ、
「〇〇 is my thing.」を
ネイティブスピーカーが使っているのを
耳にすることはあまりありません。
私の経験に限って言うと、
「〇〇 is not my thing.」という否定文の方が
普段の会話でよく使われている印象です。
突き放すような強い否定ではなく、
とてもソフトな表現なので、
非常に使い勝手がいい言い回しです。
例文はこんな感じです。
Karaoke is not my thing.
(カラオケは得意ではない。)
Music is not your thing.
(音楽はあなたの得意分野ではない。)
Cooking is not his thing.
(彼は料理に向いていない。)
Football is not her thing.
(彼女はサッカーに明るくない。)
Gardening is not my wife's thing.
(庭いじりは私の妻の趣味に合わない。)
いろいろなパターンの例文を上げましたが、
実際の会話では、
「It's not my thing.」
(私向きではない。私の趣味ではない。得意分野ではない。)
の形で使われるケースが多いので、
まずはこの言い回しを覚えてしまうのがオススメです。