今日のフレーズ
I can think on my feet.
(すぐに考えて対応できる。)
やり取りイメージ
------ At the interview ------
------(面接にて)------
A : What are your strengths?
(あなたの強みは何ですか?)
B : My biggest strength is that I can think on my feet and work under a lot of pressure.
(私の大きな強みは、その場で考えてすぐに対応できること、そして大きなプレッシャーの下でも働けることです。)
A : Can you give me some examples?
(具体的な例を挙げてもらえますか?)
〜 Tea Break 〜
普段の生活や仕事において、
「会議中に想定していない質問をされること」、
「マニュアルに載っていない問題が起きること」、
「予定通りに物事が進まず、予定を変更しなければいけないこと」、
ってありませんか?
そんなとき、
その場の状況を即座に判断し、対応することが
求められますよね。
この「即座にその場に適した判断・決断をし、対応する」
を英語で言うと「think on one’s feet」になります。
「think on one’s feet」【イディオム】:すぐに決断する。すぐに反応する。即答する。とっさに考える。即座にその場に適した決断、対応をする。
「think on one’s feet」を直訳すると、
「足で考える」なので、
意味がわからないですが、
「足で立っている状況」
→「しっかりと目が冷めていて、常に周りに注意を払っている状態」
→つまり「状況に合わせて、すぐに判断・決断・対応できる」
と考えるとイメージしやすいです。
参考までに、「think on one’s feet」を
英英辞典を引いてみると、
このように解説がなされています。
to make a quick decision or give an answer quickly
参照:Cambridge Dictionary
(すぐに決断すること、すぐに返答すること)
to be able to think and react to things very quickly and effectively without any preparation
参照: Oxford Learner’s Dictionaries
(あらかじめ準備することなく、その場で迅速かつ効率的に物事を考えて対応することができること。)
例文は次の通りです。
You have to think on your feet in this job.
(この仕事では機転を効かせなければならない。)
It's not easy for me to think on my feet.
(すぐに決断することは容易なことではありません。)
When you are called on in class, you have to be able to think on your feet.
(授業中に発言を求められたら、即座に答えなければならない。)
When politicians debate other candidates, they have to be able to think on their feet.
(政治家が別の候補者と討論しているとき、即座に機転を効かせて返答しなければならない。)
Barristers need to be able to think on their feet when they're in the courtroom.
(弁護士は法廷において、その場の状況に応じて臨機応変に対応しなければならない。)
今日のフレーズは、
少し日本語にしづらい言い回しでしたが、
ニュアンスをつかんでいただけましたか?
「think on one’s feet」は、
ポジティブな意味であり、
ネイティブスピーカーがビジネスシーンで
好んで使う表現ですので、
頭の片隅に入れておいて損はありません。