日常会話

【452】「There you go. お待たせ。」

投稿日:2020年8月27日 更新日:

  

  

今日のフレーズ

There you go.
(お待たせ。)

  

 

やり取りイメージ

------ At a cafe ------
------(カフェにて)------

A : There is a long queue for tea.
(紅茶を買うためにたくさん人が並んでるね。)

B : Yes... Have a seat. I will bring it to our table.
(本当だね。席に座ってなよ。テーブルまで持ってくから。)

A : Thanks!
(ありがと!)

------ Five minutes later ------
------ (5分後)------

B : There you go.
(お待たせ〜。)

  

  

〜 Tea Break 〜

友人とカフェやバーに行って、

全員分の飲み物をまとめて

持って行くことってありませんか?

   

みんなが待つテーブルに飲み物を持っていって

「お待たせ〜!」と言いたいとき、

今日のフレーズが使えます。

   

「There you go.」
(お待たせ。)
(はい、どうぞ。)

   

英英辞典ではこう解説されています。

   

used when giving something to someone, usually after a request for the thing, such as giving someone goods that they have brought
(誰かに何かを渡すときに使われる。通常、何かリクエストがあった後に、その持ってきた物を渡すときに使われる。)

参照:Cambridge Dictionary

    

もっとカジュアルな言い方だと、

「There you are.」と言うこともできます。

     

今日のやりとりイメージ以外のケースとして

例えば、店員が商品をお客さんに渡すときに、

「There you go.」

「There you are.」

と言いますので、

どこかで耳にしたことがあるはずです。

   

少し話が変わりますが、

例えば、待ち合わせ場所に着いたときに

相手がもうそこに来ていたら、

「お待たせ。」って言いますよね。

   

でも、このケースでは、

「There you go.」は使いません。

   

「There you go.」は

あくまでも何かを渡すときに使います。

(「はい、どうぞ。」のイメージ)

   

待ち合わせ場所に行った際、

すでに相手がいたときに言う

「お待たせ。」は、

「Thank you for waiting.」
 (待っててくれてありがとう。)=(お待たせ。)

を使うことが多いです。

   

本当に自分に落ち度があって、

待ち合わせの場所にだいぶ遅れてしまい、

「ごめんなさい。」という意味を込めたいときには、

「Sorry to keep you waiting.」
(待たせてごめん)=(お待たせ。)

と言うこともできます。

    

とはいえ、

ネイティブは「Thank you for waiting.」を使うことが多く、

明らかに自分に落ち度があるとき以外は

この「Sorry to keep you waiting.」をあまり使いません。

   

むしろ、遅れて来たとしても

その件については何も言わずに

「How are you?」(元気?)や

「I haven't seen you for ages.」(久しぶり!)などの

挨拶から会話がスタートすることが多いです。

   

なお、これは余談ですが、

最近は在宅勤務が増えて、

Web会議をすることが多いと思います。

   

この前、ネイティブとWeb会議中に

インターネット回線が途切れ、

数十秒後に再度つながったとき、

ネイティブは「Back in the room!」と言っていました。

   

「I’m back in the room.」の「I’m」を省略して

「Back in the room.」=「戻ったよ。」、「お待たせ」

のようなニュアンスで使っているのです。

    

日本人の感覚だと、

「すみません、途切れてしまいました。」

と言ってしまいそうですが、

英語のネイティブは、

「Back in the room!」(戻ったよ。)(お待たせ。)

という感じで、

謝るというよりは、

事実を伝えることが多いです。

    

       

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