日常会話

【469】「そんなはずない。 That can’t be right.」

投稿日:2020年9月13日 更新日:

  

  

今日のフレーズ

That can’t be right.
(そんなはずない。)

  

 

やり取りイメージ

------ At work ------
------(職場にて)------

A : I heard on the radio that you can't get tested for Covit-19 in London.
(新型コロナウイルスの検査、ロンドンでは受けれないってラジオで聞いたんだよ。)

B : That can’t be right.
(そんなはずないよ。)

A : Yes, I agree but I heard it on BBC radio.
(私もそう思ったんだけど、BBCラジオで聞いたんだよね。)

  

  

〜 Tea Break 〜

この前、イギリス人のネイティブスピーカーが

エクセルで計算をしているとき、

「That can’t be right.」と独り言を言っていました。

    

計算結果が明らかにおかしかったので、

「そんななずはない。」とつぶやいていたのです。

    

こんな感じで内容が

まちがっている話を聞いたり、

見たりして際に、

「そんなはずない。」、「ありえない。」

と言いたいときありませんか?

   

そんなときに

今日のフレーズが使えます。

    

「That can’t be right.」
(そんなはずはない。)
(そんなことはありえない。)

    

ネイティブスピーカーに、

同じニュアンスで使える

英語フレーズを確認したところ、

「It doesn’t make sense.」
(理にかなっていない。)

「That’s wrong.」
(まちがっている。)

だと言っていました。

   

要は「何かの間違えではないか。」と

いうニュアンスで使うフレーズなんですね。

    

じゃあ、「あっている。」、「その通りだ。」

と言いたいときは、

「That can be right.」と言うんでしょ?

と再びネイティブスピーカーに確認したら、

「That can be right.」と言うことはないそうです。

   

確かに文法的には正しいですが、

ネイティブスピーカーからすると

使わないフレーズであるとはっきりと否定されました。

   

その代わり、

「あっている。」、「その通りだ。」

と言いたいときには、

シンプルに「That’s right.」

をネイティブスピーカーは使います。

    

まとめると「right」(正しい)という英単語を使って、

何かを肯定したいときは、「That’s right.」

否定したいときは、「That can’t be right.」

をネイティブは好んで用いるんです。

    

「can」は「可能性」の意味合いを含んでいるので、

「That’t can’t be right.」という感じで

「can’t」を使うことで、

完全に否定するのではなく、

「違うのではないか。」=「そんなはずはない。」、「ありえない。」

と言う微妙なニュアンスを表現してるんですね。

    

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