今日のフレーズ
That’s a big ask.
(ちょっと無茶な話だね。)
(ちょっと無茶な頼みだね。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : My company is asking me to work in the office five days a week.
(私の会社、週に5日間、オフィスで勤務するように言ってきてるんだよ。)
B : In this day and age, that’s a big ask.
(このご時世では、無茶な話だよね。)
A : Yes, I’m sure lots of people in my company will think of leaving.
(そうだね、多くの同僚が会社を辞めることを考えると思うよ。)
〜 Tea Break 〜
相手から何か頼まれたとき、「難しいな、ちょっと無茶なお願いだな」って思ったことはありませんか?
この前、イギリス人が同僚が仕事を頼まれ、自分の席に戻ってきたとき、今日のフレーズを使っていました。
「That's a big ask.」
(ちょっと無茶な話だね。)
(ちょっと無茶な頼みだね。)
(ちょっと難しい話だね。)
絶対にムリっていう訳ではないですが、その依頼に応えるには、「骨が折れる、難しい」というニュアンスです。
参考までに英英辞典で「a big ask」を調べてみましょう。
something you ask someone to do that will be difficult for them:
例文)
It's a big ask, I know, but we need the project finished by June.
(ちょっと無茶な話ってことは分かってるけど、6月までにプロジェクト完了させないといけないんだ。)参照: Cambridge Dictionary
a task which is difficult to fulfil
参照: Collins Dictionary
補足として「Collins Dictionary」には、「British English」(イギリス英語)と「Informal」(インフォーマル)という記載がありましたので、イギリス特有で、かつ、カジュアルな使い方をする表現だということですね。
また、「a big ask」は「a tough ask」(つらい・骨の折れる依頼)と同様の意味でもあります。
なお、「a big ask」を否定形にして使うこともできます。
「That's not a big ask.」
(さほど難しい依頼ではない。)
(無茶な話ではない。)
今度、何かを頼まれたとき、それがムリではないけど「難しいな、つらいな、ちょっと無茶だな」って思ったら、今日のフレーズを使ってみてくださいね。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!