ビジネス英語

【884】「彼の話はわかりづらい。 He is not very articulate.」

投稿日:2021年11月2日 更新日:

  

今日のフレーズ

He is not very articulate.
(彼の話はわかりづらい。)
(彼は自分の考えをはっきりと言うのが苦手だ。)

  

     

やり取りイメージ

------ At work ------
------(職場にて)------

A : He struggles to communicate what he wants to say.
(彼は自分の言いたいことを伝えようと四苦八苦してるよね。)

B : Yes I agree. He is not very articulate.
(そうだね、彼は自分の考えをはっきりというのが苦手だよね。)

A : It’s better to correspond with him by email.
(彼とはメールでやりとりした方がいいね。)

  

  

〜 Tea Break 〜

英語は言いたいことをストレートに話す言語と教わった経験、誰しもあるのではないでしょうか。

    

でも、イギリス人はそもそも言いたいことをそこまでダイレクトに言いません。

    

また、イギリス人の中には、理路整然とせず、何を言いたいのか分からないって人もたまにいます。

    

そんなときに使われるのが今日のフレーズです。

     

He is not very articulate.
(彼の話はわかりづらい。)
(彼は自分の考えをはっきりと言うのが苦手だ。)

     

「articulate」【形容詞】: 考えをはっきり表現することができる、話す能力がある、雄弁な、明瞭な

【発音】: ɑːtíkjulit | アーティキュリトゥ

     

able to express thoughts and feelings easily and clearly, or showing this quality:

   

(例文)

an intelligent and highly articulate young woman.
(賢く、雄弁な若い女性)

She gave a witty, entertaining, and articulate speech.
(彼女はウィットに富み、面白く、そして明瞭で分かりやすいスピーチをした。)

     

参照: Cambridge Dictionary

      

自分の考えや感情を明確にわかりやすく伝えることができることを意味するんですね。

    

     

イギリス人にも「articulate」を別の簡単な英語でなんて言うか聞いてみたところ、

「He is articulate」=「He is eloquent」

だと言っていました。

    

「eloquent」【形容詞】: 雄弁な、説得力のある

【発音】: éləkwənt | エロクウェントゥ

     

ここで、英語に詳しい人は、疑問が湧くと思います。

    

「物事をはっきり言う、話す」は「vocal」【形容詞】でもいいのではと。

    

「vocal」と「articulate」は何が違うのでしょうか?

    

一言で言うと、「vocal」は「量」、「articulate」は「質」です。

     

「vocal」は内容ではなく、その発言量に焦点が当たっていますが、「articulate」は発言の内容に焦点が当たっているんです。

     

※「vocal」を使ったフレーズ「もっとハッキリ意見を言わないといけない。」はこちらからご覧ください。

     

さいごに参考までに、イギリス人いわく、「articulate」は、そのまま肯定文で使われると言うよりは、今日のフレーズのように否定的な文脈で使われることが多いそうです。

     

ということで、今日のフレーズは少し堅い表現ですが、ビジネスシーンで使われることが多いので、ぜひ覚えてくださいね。

      

ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!

      

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