英国特有表現

【923】「我慢の限界だ。 I’m at the end of my tether.」

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今日のフレーズ

I’m at the end of my tether.
(我慢の限界だ。)
(もう我慢できない。)
(お手上げ。)
(もうダメだ。)

  

     

やり取りイメージ

------ At home ------
------(家にて)------

A :  I can’t get my baby to stop crying. I’m at the end of my tether.
(この子全然泣き止まない。もう我慢の限界。)

B : Here give me the baby and go out for a walk or coffee.
(私に預けて、散歩かコーヒーでも飲みに行ったら。)

A : Thank you. You are a godsend.
(ありがとう。本当に助かる。)

  

     

〜 Tea Break 〜

体力も忍耐力も残っていない、もうどうにもできない、もう我慢の限界だと思うときありませんか?

     

そんなとき、今日のフレーズが使えます。

     

I’m at the end of my tether.
(我慢の限界だ。)
(もう我慢できない。)
(お手上げ。)
(もうダメだ。)

     

「at the end of one’s tether」: 万策(気力・体力・財源・忍耐)が尽きて、もう後がない

     

「tether」【名詞】: (馬などの)動物をつなぎとめる綱

【発音】: téðər | テザ(ァ)

     

「at the end of one’s tether」を英英辞典でも調べてみましょう。

     

*mainly UK 

      

having no strength or patience left

 

(例文)   

By six o'clock after a busy day I'm at the end of my tether.
(忙しい日は6時になると、もう力が尽きている。)

     

参照: Cambridge Dictionary

   

イギリス人にも「at the end of one's tether」の意味を確認したところ、

=To be completely stressed out by problem/situation

=No patience left

ということです。

     

意味としては「ストレスがかかって、もう気力や忍耐力が残っていない状態」を指すんですね。

       

由来としては「自分を助けるために投げ込まれたロープが短くてとどかなかったため」、「ロープで繋がれている動物がそれ以上前に進めない様子から」などがあるようです。

      

なお、「I'm at the end of one's tether.はイギリス英語で、アメリカ英語では「I'm at the end of my rope.」になります。

      

もともとはアメリカで生まれた表現ですが、それがイギリスに来たときに「rope」→「tether」になったんです。

      

ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!

       

追伸:参考までに今日のやりとりイメージに出て来た「godsend」はこちらの記事でご覧になれます!

     

       

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