今日のフレーズ
As much as that!
(そんなに!)
やり取りイメージ
------ Cost ------
------(値段)------
A : How much did that cost?
(それいくらしたの?)
B : 20 pounds.
(20ポンドだよ。)
A : As much as that! I wouldn’t have paid 10 pounds for it.
(そんなにしたの!私だったら、10ポンドでも買わないよ。)
〜 Tea Break 〜
この前、イギリス人と打合せをしたとき、もうこんなに時間経過したよって言ったところ、今日のフレーズ「As much as that!」と返答してきました。
イギリス人としては、もっと短い時間だと思っていたようで、「そんなに時間かかってたの!?」っていう意味で「As much as that!」を使ってきたんです。
「as much as that」: そんなにまで
「as much as 〜」: ~するだけの量のもの、~と同じ程度に、~と同じ量のもの
イギリス人に「As much as that!」の意味を確認したところ、
=that long!
=that much!
=You’re expressing your surprise.
とのこと。
つまり、「そんなに(長いの)!、そんなに(高いの)!、そんなに(かかったの)!」とあなたの驚きを表現するフレーズなんですね。
※基本的には「Negative surprise」のときが多いです。
値段や時間、そして重さなどにも使えます。
例えば、「重さ」の場合のやりとりイメージはこんな感じです。
A : I've really gained weight recently.
(最近体重増えてきちゃったんだよね。)B : How much?
(どのくらい?)A : 5 kg.
(5キロ。)B : As much as that! I’m surprised.
(そんなに!驚いたよ。)
今日のフレーズは、Neutralな表現ですので、基本的にはビジネス・カジュアル両方の場面で使えます。
ただ、どちらかと言うと、カジュアルな響きを持つので、親しい間柄の家族・友人・同僚に限って使った方が安全です。
また、文語ではなく、口語として会話で割とよく使われるので、「Good to know」、「usuful」な言い回しでもあります。
今日のフレーズ「As much as that!」は、その意味を知らなくても、ネイティブとの会話の流れの中で、そのニュアンスを何となく掴むことができているのではないかと思います。
でも、「As much as that!」の意味と使い方を知らないので、自分の言葉として発することができないと思います。
たしかに、今日のフレーズ「As much as that!」は、ネイティブにとっては、とても自然で当たり前のフレーズすぎるので、特段カッコイイ表現でも、決まり文句でもありません。
しかしながら、こういうさりげない生きた英語を話せると、私たちの英語が自然で活き活きとした音になってきます。
簡単な単語で成り立っていますが、日本人の私たちは知らないと使えない言い回しなので、今日のフレーズのようなネイティブの自然な一言がさらっと口から出てくるようになるといいですね!
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!