今日のフレーズ
Piece of cake!
(朝飯前だ!)
やり取りイメージ
------ the exam ------
------(試験)------
A : How was the exam?
(試験どうだった?)
B : Piece of cake! All the questions I revised for came up.
(朝飯前だった!復習した内容が全部出たんだ。)
〜 Tea Break 〜
朝ごはんを食べる前のわずかな時間でできるような簡単なことだった、たやすいことだって言いたいとき、日本語で「朝飯前だ!」って言いますよね。
英語でも「朝飯前だ、たやすいことだ、簡単だ」と言いたいとき、今日のフレーズ「Piece of cake!」が使えます。
日本語だと「朝飯前だ!」ですが、英語だと「ケーキを食べるくらいたやすいことだ!」って感じになるんですね!
英英辞典でも「Piece of cake!」の意味を調べてみましょう。
something that is very easy to do
The exam was a piece of cake.
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも「Piece of cake!」の意味を確認したところ、
=It was easy.
=No problem.
=Easily done.
とのこと。
ちなみに、「Piece of cake!」ではなく「It's a piece of cake!」と習ったかもしれませんが、ネイティブは「It's a piece of cake.」とは言いません。
たしかに「It's a piece of cake.」でも文法的には間違いではありませんが、ネイティブは「Piece of cake!」と言います。
イギリス人に理由を聞いたら、「It's a piece of cake!」は「Too formal」なので、使わないんだそうです。
また「Piece of cake!」同じような意味で「Easy peasy!」(楽勝だよ!)という表現があります。
この2つの意味の違いは何でしょうか?
こちらもイギリス人と会話をして確認したところ、以下2つの違いがあると教えてくれました。
1)
"Easy peasy." → It’s not common.
"Piece of cake." → More common than easy-peasy.
→つまり、「Piece of cake!」の方がよく使われるのですね。
2)
"Easy peasy" doesn’t refer to(specify/include) any effort.
"Piece of cake." does if you have to make an effort.
→つまり、同じ「とても簡単だ」という意味ではあるものの、「Easy peasy.」は努力・労力を含みませんが、「Piece of cake!」は何らかの努力・労力が含まれるんです。
今日のフレーズは、親しい間柄の家族・友人に使えるカジュアルな表現であり、文語ではなく口語で使われる言い回しです。
ネイティブの間でとてもよく知られている表現で、イギリス人曰く「Good to know」な一言でもあります。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!