今日のフレーズ
You need to read between the lines.
(行間を読まないといけない。)
やり取りイメージ
------ Over the phone ------
------(電話にて)------
A : I keep asking her out but she always has an excuse for saying no.
(彼女のことずっとデートに誘ってるんだけど、いつも断られるんだよね。)
B : You need to read between the lines.
(行間を読まないといけないんじゃない。)
A : You might be right.
(それがいいかもね。)
〜 Tea Break 〜
直接、言葉にされていないけど、
相手の言動から真意を汲み取らなけばならないとき、
ってありませんか?
例えば、こんなケースが挙げられます。
・何度もデートに誘っているのに
毎回なんらかの理由で都合が合わない
=興味なしというメッセージ
・夜遅くまでカフェに残っていたら、
BGMが止まり、店員が掃除を始める
=閉店時間だよというメッセージ。
このように「言葉にされていないけど、
真意をくみとる必要がある」と言いたいとき、
今日のフレーズが使えます。
「You need to read between the lines.」
(行間を読まなければならない。)
ポイントは「read between the lines」です。
「read between the lines」【イディオム】:行間を読む。真意を理解する。空気を読む。
英英辞典ではこのように解説されています。
to try to understand someone’s real feelings or intentions from what they say or write
参照:Cambridge Dictionary
(その人が言ったり、書いたりしたことから、その人の本当の気持ちや意図を理解しようとすること。)
to look for or discover a meaning in something that is not openly stated
参照:Oxford Learners Dictionaries
(明確に言われていないことの意味を探したり、見出したりすること。)
例文はこんな感じです。
Reading between the lines, I’d say she isn’t happy with the situation.
(真意を汲みとると、彼女は今の状況に満足していない。)
Reading between the lines, I think Clare needs some help.
(空気を読むと、クレアは何らかの手助けが必要だと思う。)
He said he could afford it, but reading between the lines I don’t think he has enough money.
(彼はそのお金を支払えると言ったが、行間を読むと、彼は十分なお金を持っていないと思う。)
「read between the lines」は、
直訳しても「文章の間を読む」なので、
そのまま「行間を読む」、「真意をくみ取る」
というニュアンスで理解しやすいイディオムですよね。
また、カジュアルな言い方で言うと、
「空気読む。」
というニュアンスで使うこともできます。
なお、日本人も直接的に言いたいことを言いませんが、
イギリス人も言いたいことを
間接的に言ってくることが多いので
彼らと会話していると
「read between the lines」
のスキルが求められることがあります。