日常会話

【445】「You need to read between the lines. 行間を読まないといけない。」

投稿日:2020年8月20日 更新日:

  

  

今日のフレーズ

You need to read between the lines.
(行間を読まないといけない。)

  

 

やり取りイメージ

------ Over the phone ------
------(電話にて)------

A : I keep asking her out but she always has an excuse for saying no.
(彼女のことずっとデートに誘ってるんだけど、いつも断られるんだよね。)

B :  You need to read between the lines.
(行間を読まないといけないんじゃない。)

A : You might be right.
(それがいいかもね。)

  

  

〜 Tea Break 〜

直接、言葉にされていないけど、

相手の言動から真意を汲み取らなけばならないとき、

ってありませんか?

    

例えば、こんなケースが挙げられます。

   

・何度もデートに誘っているのに

毎回なんらかの理由で都合が合わない

=興味なしというメッセージ

    

・夜遅くまでカフェに残っていたら、

BGMが止まり、店員が掃除を始める

=閉店時間だよというメッセージ。

    

このように「言葉にされていないけど、

真意をくみとる必要がある」と言いたいとき、

今日のフレーズが使えます。

    

「You need to read between the lines.」
(行間を読まなければならない。)

    

ポイントは「read between the lines」です。

   

「read between the lines」【イディオム】:行間を読む。真意を理解する。空気を読む。

    

英英辞典ではこのように解説されています。

    

to try to understand someone’s real feelings or intentions from what they say or write
(その人が言ったり、書いたりしたことから、その人の本当の気持ちや意図を理解しようとすること。)

参照:Cambridge Dictionary

    

to look for or discover a meaning in something that is not openly stated
(明確に言われていないことの意味を探したり、見出したりすること。)

参照:Oxford Learners Dictionaries

     

例文はこんな感じです。

    

Reading between the lines, I’d say she isn’t happy with the situation.
(真意を汲みとると、彼女は今の状況に満足していない。)

   

Reading between the lines, I think Clare needs some help.
(空気を読むと、クレアは何らかの手助けが必要だと思う。)

    

He said he could afford it, but reading between the lines I don’t think he has enough money.
(彼はそのお金を支払えると言ったが、行間を読むと、彼は十分なお金を持っていないと思う。)

    

「read between the lines」は、

直訳しても「文章の間を読む」なので、

そのまま「行間を読む」、「真意をくみ取る」

というニュアンスで理解しやすいイディオムですよね。

    

また、カジュアルな言い方で言うと、

「空気読む。」

というニュアンスで使うこともできます。

     

なお、日本人も直接的に言いたいことを言いませんが、

イギリス人も言いたいことを

間接的に言ってくることが多いので

彼らと会話していると

「read between the lines」

のスキルが求められることがあります。

     

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