
今日のフレーズ
With respect, I don't agree.
(失礼ながら、同意し兼ねます。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : I think we should ask everyone to start working 5 days a week from the office again.
(全員週5日オフィス勤務に戻そうと考えています。)
B : With respect, I don't agree. We'd lose many talented employees.
(失礼ながら、同意し兼ねます。多くの優秀な人材が辞めてしまうでしょう。)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズのポイントは「with respect」です。
反対意見を言いたいとき、何の前置きもなく「反対です」と言うより、「失礼ながら」と一言とクッション言葉を挟んでから言うのでは、相手も心の準備ができて、耳を傾けやすいですよね。
英語も同じで、「With respect, 」と一言添えるだけで、柔らかい音になります。
イギリス人にも「With respect, I don't agree. 」の意味を確認したところ、
=to give a polite warning that you don’t agree
とのこと。
やはり、同意できないと言いたいとき、相手に対して心の準備をしてもらうために使う言葉なんですね。
ちなみに「I don't agree.」と「I disagree.」の違いは何でしょうか?
答えは、「I disagree」の方が少し「rude」で「強い」響きになります。
一方で、「I don't agree.」は、「I disagree.」よりは少し優しい・強くない意味合いの表現です。
今日のフレーズ「With respect, I don't agree. 」はフォーマルでPolite(丁寧な)意味合いの言い回しです。
基本的には会話で使われます。
使用頻度はそこまで高くなく、ネイティブであったとしても全員が自然に使いこなしているフレーズではありません。
ただ、フォーマルで丁寧な言い回しであり、「Good to know」(知っていると役に立つ)表現です。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!
追伸: 似たような表現はこちらからご覧いただけます!