ビジネス英語 日常会話 決まり文句 英国特有表現

【265】「Let's get cracking. さっそく始めましょう。」

投稿日:2020年2月22日 更新日:

  

  

今日のフレーズ

Let's get cracking.
(さっそく始めましょう。)

 

 

使うタイミング

誰かと一緒に何かを始める場面で、

「さっそく始めましょう。」

「すぐに始めましょう。」 

「早く取り掛かかりましょう。」

と言いたいとき。 

 

やり取りイメージ

------ Before the meeting ------
------(会議前に)------

A : We've got to finish this meeting by 5pm.
(5時までにこの会議を終わらせないといけません。)

B : Okay. Let's get cracking.
(わかりました。ではさっそく始めましょう。)

  

  

〜 Tea Break 〜

今日のフレーズは、

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、

ネイティブスピーカーが日常生活や

ビジネスシーンでよく使う表現です。

   

今日のフレーズのポイントは、

「get cracking」です。

   

「get cracking」:「さっそく始める」、「すぐに取り掛かる」

という意味のイディオムになります。

   

参考までに「get cracking」は英英辞典で

次のように解説されています。

to start doing something quickly:
(何かを素早く始めること)

参照:Cambridge Dictionary

   

なお、「crack」の主な意味は次のとおりです。  

  • 【動詞】:ひびが入る(入れる)、割る(れる)、ムチなどで打つ
  • 【名詞】:ひび、割れ目、ビシッ・バリッという音

   

「crack」の語源は、

ゲルマン祖語の「割れた音を立てる」です。

   

誕生日パーティーなどで「パーン」と鳴らす「クラッカー」や、

薄いパリパリするお菓子の「クラッカー」、

くるみ割りに使う、「ナットクラッカー」は、

まさに今日出てきた英単語の

「crack」に「er」をつけた「cracker」です。

   

参考までに「cracking」の発音をカタカナ英語で書くと

アメリカ英語では、

「cracking」=「クラッキング」

ですが、

イギリス英語では、

「cracking」=「クラッキン」

になります。

   

イギリス英語では、

「〜ing」を「〜イング」ではなく、

「〜イン」と発音します。

   

最後に、今日のフレーズ

「さっそく始めましょう。」を英語で言うと、

「Let's get started.」を思い浮かべる方が多いかもしれません。

      

もちろん、「Let's get started.」でも通じますが、

特にビジネスシーンなどのフォーマルな場面で

ネイティブスピーカーは

「Let's get cracking.」

を好んで使うことが多いです。

   

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