
今日のフレーズ
I’ll just wing it.
(アドリブでやる。)
使うタイミング
練習や準備をちゃんとしていないけど、
「即興でやる。」
「その場で対応する。」
「ぶっつけ本番でやる。」
と言いたい時。
やり取りイメージ
------ Before the meeting ------
------(会議前に)------
A : Are you ready for the presentation?
(プレゼンの準備はできてる?)
B : Not really. I haven't had the time to do. I’ll just wing it.
(いやそんなにできてないんだ。時間とれなくて。その場でなんとかするよ。)
〜 Tea Break 〜
私たちは何かをする時、
何らかの練習や事前準備をしますが、
練習や事前準備をすることなく、
何かの対応をしなければいけない時ってありませんか?
どんな時かと言うと例えばこんな時です。
十分な準備ができずに会議の発表にのぞむ時、
歌ったことない曲をカラオケで急に歌わなければいけない時、
会議で急にコメントを求められて意見を言わなければならない時、
急にスピーチを頼まれてその場で即興でスピーチをしなければいけない時。
練習や準備なしに何かをする、
つまり、
「準備なしにぶっつけ本番でなんとかする」
「アドリブでやる」を
英語では「wing it」と言います。
「wing it」【イディオム】:
準備なしでやる、アドリブでやる、ぶっつけ本番でやる、即興でやる、その場で何とかする、
英英辞典では次のとおり説明されています。
to perform or speak without having prepared what you are going to do or say:
参照:Cambridge Dictionary
(準備なしで即座にやってのけたり、即興で話したりすること。)
「wing it」【イディオム】は
カジュアルな口語表現として
ネイティブスピーカーは好んで使います。
今日のフレーズ以外にも、
例えばこんな感じで用いることができます。
Let's just wing it.
(即興でやってみよう。)
I was winging it.
(ぶっつけ本番でやった。)
I just had to wing it.
(その場でアドリブで対応しないといけなかった。)
なお、「wing」【名詞】は
「翼」、「羽」で有名ですが、
「wings」で「舞台の袖」という意味もあります。
「wing it」は、
舞台の袖(wing)で
役者が出番を待っているときに
セリフを覚えてぶっつけ本番で
演技をするところからきているそうです。