今日のフレーズ
I’m relaxed about it.
(心配してないよ。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : I talked with an expert and he explained the initiative in detail to me.
(専門家と話して、彼からプロジェクトについての詳細な説明を聞いたんだ。)
B : How was it?
(どうだった)
A : It was really beneficial. I’m relaxed about it.
(本当に有益だったよ。プロジェクトについて心配してないよ。)
〜 Tea Break 〜
「心配していない。」を英語にすると、
「I’m not worried about it.」ではないか?
って思われたかもしれません。
その通りです!
今日のフレーズ
「I’m relaxed about it.」は、
「I’m not worried about it.」と
同じニュアンスで使うことができます。
I’m relaxed about it.
(心配してないよ。)
「relaxed」【形容詞】:くつろいだ、のんびりした、鷹揚とした、落ち着いた
そうなんです、「relaxed」は、くつろいだ、のんびりした
という意味があるのは有名ですが、
「鷹揚(おうよう)とした」という意味もあるんです。
「鷹揚とした」=「心に余裕があり、小さいことにこだわらない状態」、
つまり、「ゆったりとして、おおらかで、心配をしていない状態」が
「relaxed」の意味として使われることがあります。
なので、「I’m relaxed about it.」で、
「心配していない。」という使い方がされるんです。
参考までに英英辞典で「relaxed」を調べてみると、
このように載っています。
If someone is relaxed about something, they are not worried about it
参照:Cambridge Dictionary
(誰かが「relaxed about something」のとき、彼らは心配していない。)
つまり、
「be relaxed about 〜 」=「be not worried about 〜」
(〜について心配していない。)
なんですね。
ちなみに、先日、世界規模の
プロジェクトリーダーにアサインされた
イギリス人の同僚と話をしていたら、
その同僚はプロジェクトがどんなものか
まだ十分に理解しておらず、少し不安げでしたので、
私がプロジェクトの大枠を説明してあげたら
「I’m relaxed about it.」と言っていました。
数日後、彼はそのプロジェクトについて
もっと詳しい説明を受ける機会があり、
その説明を受けた後に彼が私に言った一言は、
「I’m more relaxed about it.」でした。
つまり、もともと
「I’m relaxed about it.」=「ゆったり、おおらかで、心配してない状態」だったけど、
「I’m more relaxed about it.」=「もっとゆったり、もっとおおらかで、心配レベルがもっと下がった状態」になった
というニュアンスで使ってきました。
ネイティブは、ビジネスシーンだと、
同じニュアンスのことを伝えるにしても、
ネガティブな印象を与える「worry」よりも
「relax」を好んで使うようです。
「I’m relaxed about it.」や
「I’m more relaxed about it.」は
ネイティブがよく使うフレーズなので、
さっと言えるようにしておくといいですね!