今日のフレーズ
Don’t forget to factor that in.
(それを考慮するのを忘れないで。)
やり取りイメージ
------ Estimate time of arrival ------
------(到着予定時刻)------
A : I’m driving to yours. I think I’ll get there for 6 o’clock.
(車であなたの家に行くね。6時には着くと思う。)
B : Don’t forget to factor in the road works.
(道路工事してるからそのことを計算に入れておいてね。)
A : Oh yes, in that case, I’ll leave half an hour earlier.
(あ、そうだね、であれば、30分早く出発しようかな。)
〜 Tea Break 〜
誰かに対して、「〜を考慮に入れておいて」、「〜を計算に入れておいてって」言いたいとき、今日のフレーズが使えます。
Don’t forget to factor that in.
(それを考慮するのを忘れないで。)
「factor 〜 in」/「factor in 〜」【句動詞】: 〜を考慮に入れる。〜を計算に入れる。〜を要素として含める。
英英辞典で「factor 〜 in」をひくと、このように解説があります。
to consider information, esp. as something that might influence a result
参照:Cambridge Dictionary
(情報を考慮すること。特に、結果に影響を与えるであろう情報を考慮すること。)
例えば、今日のフレーズ以外にもこんな使い方があります。
We need to factor that in.
(それを考慮する必要がある。)
It’s going to feel like 40 degrees there when you factor in humidity.
(湿気の影響も考慮すると、40度くらいに感じるだろう。)
ここからは余談ですが、ロンドン市内は常にどこかで道路工事をしています。道路を掘って、地下に埋めてある電線や水道管などを補修しているのだと思います。
なので、ロンドン市内はよく渋滞しますので、道路工事による渋滞を踏まえて、移動するようにしなくてはいけません。
なお、日本ではコロナの影響で、JR東日本、JR西日本ともに、2020年度、最終的に赤字になる見込みと報道がされていましたが、ロンドンのバス、地下鉄、電車などの公共交通機関を運営するTfL(Transport for London)(ロンドン交通局)も財政的に苦しい状況です。
なので、TfLは様々なサービスを廃止したり、値上げしたりしています。
例えば、これまでは、60歳以上になると「The Freedom Pass」と呼ばれるロンドンのバス、地下鉄、電車が無料で乗り放題のパスを申請して取得できていました。
しかしながら、このパス、先日、廃止になってしまいました。
また、ロンドン市内に自動車で入るときには、「Congestion Charge」と呼ばれる、交通料が取られますが、この料金が、これまでは11ポンド/日だったのが、15ポンド/日に値上げされています。
しかも、もともとは、平日のみチャージされ、休日はチャージされていなかったのですが、休日もチャージされるようになりました。
TfL(ロンドン交通局)は地方行政機関ですが、彼らもこのコロナ禍で経営が苦しくなっているんですね。
少し話がそれましたが、あらためて今日のフレーズは
Don’t forget to factor that in.
(それを考慮するのを忘れないで。)
でした。
あまり聞き覚えのない表現かもしれませんが、イギリス人の同僚が日常会話、ビジネスにおいてよく使うフレーズですので、あなたのフレーズ集に加えてくださいね!
それではまた!