今日のフレーズ
Let's play it by ear.
(臨機応変にやろう。)
やり取りイメージ
------ Meet up with a friend for coffee ------
------(友達とコーヒーを飲みに)------
A : Let’s go for a cup of coffee and maybe after do some shopping.
(コーヒー飲みに行こう、それでその後、買い物に行ってもいいよね。)
B : Let’s play it by ear. I’m not sure what my plans are yet for the rest of the day.
(臨機応変にやろうよ。まだ残りの日の予定が分からないから。)
A : Sure. No worries.
(いいよ、そうしよう。)
〜 Tea Break 〜
今はまだ決めれないけど、その場の状況に応じて対応をしよう、行動を変えようって言いたいとき、「臨機応変にしよう。」、「その時の様子で決めよう。」って言いますよね。
そんなとき、今日のフレーズが使えます。
Let's play it by ear.
(臨機応変にやろう。)
(その場の状況に合わせてやる。)
(即興でやろう。)
「play it by ear」: 臨機応変にやる。ぶっつけ本番で行う。その場の状況に合わせてやる。楽譜なしで演奏する。
理解を深めるために「play it by ear」を英英辞典で調べてみましょう。
to decide how to deal with a situation as it develops, rather than acting according to plans made earlier:
(例文)
We can't make a decision yet. Let's just play it by ear.
参照: Cambridge Dictionary
「前もって決めた計画に沿ってやるよりもその状況に応じてどうするか決める」って意味なんですね。
参考までに、イギリス人にも「play it by ear」の意味を確認したところ、このように言っていました。
「play it by ear」=「You don’t plan anything in advance, you just act as the situation evolves(changes)」
(何か事前に計画を立てるのではなく、その状況が変わっていくことに対応していくこと。)
また、「Let's play it by ear.」を別の英語で何て言うか聞いたところ、
「Let’s play it by ear.」= 「Let’s wing it.」 = 「Let’s decide later.」
とのこと。
※「Let's wing it.」は「アドリブ・即興でやろう。」と言う意味です。
ちなみに補足として、イギリス人曰く、「Let's play it by ear.」は「It’s not a passive thing . The person is not ready to make a decision.」(消極的な意味ではなく、その人がまだ決断をする準備ができていない。)ということを表す言葉なんだそうです。
さいごに「Let's play it by ear.」の発音のポイントです。
ポイントは、「it」を「イットゥ」と発音するのではなく、「イ」のみ発音することです。
つまり、「Let's play it by ear.」=「レッツ プレイ イ バイ イヤァ」がネイティブの発音です。
私も最初「レッツ プレイ イットゥ バイ イヤァ」と発音していましたが、ネイティブはそんな発音はしないよってアドバイスされました。
この発音にするとグッとネイティブに近づきますので、オススメです。(ネイティブのお墨付き!)
今度、「まだ今の段階では決めれなくて、その状況に応じて、対応しよう、決めよう」って言いたいとき、今日のフレーズを使ってみてくださいね。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!