今日のフレーズ
Just to give you a heads-up.
(前もって知らせておくと、)
(頭出しをすると、)
やり取りイメージ
------ Meeting up with each other ------
------(会う約束)------
A : Just to give you a heads up. I’m going on a holiday over Christmas.
(前もって知らせておくと、クリスマスの間休暇を取るんだ。)
B : Thanks for letting me know. We need to find another date for our meet up.
(知らせてくれてありがとう。クリスマスの間ではなく、別の日に会うことにした方が良さそうだね。)
〜 Tea Break 〜
「Just to give you a heads-up.」
(前もって知らせておくと、)
(頭出しをすると、)
このフレーズはイギリス人と仕事中、打合せでよく出てきます。
仕事を進める上で、上司や同僚などに対して、本格的な依頼や相談の前に、あらかじめどのような話をするか、触りだけをザックリと共有しておくことってありませんか?
日本のビジネス用語だと「頭出しをする」と言いますよね。
特に、重い話の場合や、相手と綿密な連携が必要な場合は、「頭出し」というちょっとした心遣いやタイムリーな情報共有で仕事がスムーズに進む経験をされた方も多いかと思います。
「Just to give you a heads-up.」を初めて聞いたとき、最初なんのことだか分かりませんでした。
でも、「前もって伝えておくと、」、「頭出しすると、」という意味であり、この日本で使う表現が英語にもあることを知ったとき、「ものごとの概要を前もって相手に伝える」という相手を気遣うビジネススキルは、英語圏でも存在するんだなぁと思いました。
参考までに、イギリス人に「Just to give you a heads-up.」を別の英語で何て言うか確認したところ、
=to give you notice in advance (フォーマルに言いたいときはこの表現)
=to let you know in advance(カジュアルに言いたいときはこの表現)
だと言っていました。
「Just to give you a heads-up.」が一番自然でビジネス会話でよく使われるので、こちらを覚えておけばOKです。
※「Just to give you a heads-up.」は友人・家族に向けたカジュアルな場面ではほぼ使いません。
今日のフレーズ「Just to give you a heads-up.」は、このフレーズを言った後に、頭出ししたいことを述べますが、「今度頭出しするね。」と言いたいときは、「I'll give you a heads-up.」と言えば大丈夫です。
ちなみに、「a heads-up」は「注意喚起、警告」なので、「事前に喚起する」→「頭出しをする」というニュアンスになるんですね。
また、「Heads up!」=「Watch out!」=「Look out!」は、「気を付けろ!」という意味になります。
ということで、あらためて今日のフレーズは、
Just to give you a heads-up.
(前もって知らせておくと、)
(頭出しをすると、)
でした。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!