
今日のフレーズ
That's on the cards.
(あり得そうだ。)
(ありそうだ。)
(起こり得る。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : I’ve heard we’re gonna get a new boss this year.
(新しい上司が来るって聞いたよ。)
B : Yes, I’ve heard that’s on the cards.
(うん、あり得るんじゃないかって聞いたよ。)
A : Do you know who that is going to be?
(誰になるかって知ってる?)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズのポイントは「on the cards」です。
「be on the cards」: ありそうな、起こりえる、起こりそうな
※イギリス英語では「be on the cards」ですが、アメリカ英語では「be in the cards」になります。
英英辞典でも「be on the cards」の意味を調べてみましょう。
to be likely to happen:
"So you think they'll get married next year?" "I think it's on the cards."
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも「Something is on the cards」の意味を確認したところ、
=Something is very likely to happen
=That’s probably gonna happen.
と言っていました。
「(何かが)起こり得る、ありそうだ、あり得る」と言いたいときに使うんですね。
ところで、なぜ「be on the cards」で「起こり得る、ありそうだ、あり得る」という意味になるのでしょうか?
調べてみたところ、1800年代前半に出てきた言葉で、タロットカードやトランプを使った運勢占いが由来とのこと。
諸説あるようですが、占い師が手元のカードに出てきたものを「〇〇 is on the cards.」(〇〇がカードに出ています。)と言うことが転じて「〇〇が起こる可能性がある、〇〇あり得る」というニュアンスになるようです。

今日のフレーズは、「Neutral」なフレーズなので、ビジネスでもカジュアルな場面でも両方で使えます。
また、イギリス人いわく「Good English」なので、ぜひ使ってみてください。
あらためて、今日のフレーズは、
That's on the cards.
(あり得そうだ。)
(ありそうだ。)
(起こり得る。)
でした。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!