英国特有表現

【965】「あり得そうだ。 That's on the cards.」

投稿日:2022年1月22日 更新日:

  

今日のフレーズ

That's on the cards.
(あり得そうだ。)
(ありそうだ。)
(起こり得る。)

  

     

やり取りイメージ

------ At work ------
------(職場にて)------

A : I’ve heard we’re gonna get a new boss this year.
(新しい上司が来るって聞いたよ。)

B : Yes, I’ve heard that’s on the cards.
(うん、あり得るんじゃないかって聞いたよ。)

A : Do you know who that is going to be?
(誰になるかって知ってる?)

  

  

〜 Tea Break 〜

今日のフレーズのポイントは「on the cards」です。

     

「be on the cards」: ありそうな、起こりえる、起こりそうな

     

※イギリス英語では「be on the cards」ですが、アメリカ英語では「be in the cards」になります。 

     

英英辞典でも「be on the cards」の意味を調べてみましょう。

     

to be likely to happen:

    

"So you think they'll get married next year?" "I think it's on the cards."

     

参照: Cambridge Dictionary

     

イギリス人にも「Something is on the cards」の意味を確認したところ、

=Something is very likely to happen

=That’s probably gonna happen.

と言っていました。

    

「(何かが)起こり得る、ありそうだ、あり得る」と言いたいときに使うんですね。

     

ところで、なぜ「be on the cards」で「起こり得る、ありそうだ、あり得る」という意味になるのでしょうか?

     

調べてみたところ、1800年代前半に出てきた言葉で、タロットカードやトランプを使った運勢占いが由来とのこと。

    

諸説あるようですが、占い師が手元のカードに出てきたものを「〇〇 is on the cards.」(〇〇がカードに出ています。)と言うことが転じて「〇〇が起こる可能性がある、〇〇あり得る」というニュアンスになるようです。

    

      

今日のフレーズは、「Neutral」なフレーズなので、ビジネスでもカジュアルな場面でも両方で使えます。

    

また、イギリス人いわく「Good English」なので、ぜひ使ってみてください。

     

あらためて、今日のフレーズは、

That's on the cards.
(あり得そうだ。)
(ありそうだ。)
(起こり得る。)

でした。

    

ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!

      


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