今日のフレーズ
It takes all sorts.
(いろんな人がいる。)
やり取りイメージ
------ Eggs ------
------(卵)------
A : He likes to eat his eggs raw.
(彼は卵を生で食べるの好きなんだよね。)
B : In the UK, that’s really weird.
(イギリスだと、とっても変なことなんだよ。)
A : It takes all sorts.
(いろんな人がいるもんだね。)
〜 Tea Break 〜
卵かけご飯、美味しいですよね。
でも、イギリスでは生卵を食べることはしません。
日本と違い生卵は安全でないと思っているのと、そもそも食べる習慣がないのです。
日本に来て初めて生卵を食べたときどう思ったかの感想をイギリス人に聞いてみたところ、
「I was surprised how sweet it was.」
(こんなに甘いんだって驚いた。)
「It was OK. Edible but slimy and yucky.」
(まあまあかな。食べれるでもヌルヌルしてるし気持ち悪い。)
「You had to force you.」
(無理して食べないと食べない。)
と言っていました。
甘さに驚いたというポジティブ意見と、その食感が受け付けないというネガティブな意見、そして、そもそも食べてことないし、食べる習慣もないから、無理して食べたっていうコメントでした。
同じ人間ですが、日本人にとっての普通は、英国人にとっての普通ではないこともあるんですね。
今日のフレーズのポイント
「It takes all sorts.」【イギリスの諺】: (世の中には)いろんな人がいるものだ
英英辞典でも「It takes all sorts.」を調べてみましょう。
*It take all sorts to make a world. とも言います。
*UK saying
said to emphasize that people have different characters, opinions, and abilities, and that you should accept this
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも意味(使うタイミング)を確認したところ、
=You wouldn’t act in that way
=They are acting in a different way from you
=When you think they are acting in a strange way
と言っていました。
「誰かの言動を見て自分はそうしないだろうと思うとき」、「自分はしない行動を誰かがしているとき」、「誰かが自分から見るとちょっと奇妙だなって思うような行動をしているとき」に使う表現なんですね。
イギリス人曰く今日のフレーズは「slightly negative」(ほんの少しネガティブ)な要素も含まれるとのこと。
なお、以前紹介した「人それぞれだ。」と今日のフレーズは 「pretty much the same」(ほぼ同じ)意味合いになります。
ということで、あらためて今日のフレーズは、
It takes all sorts.
(いろんな人がいる。)
でした。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!