今日のフレーズ
It was the mother of all holidays.
(最高の休暇だった。)
やり取りイメージ
------ Holiday ------
------(休暇)------
A : How was your holiday?
(休暇どうだった?)
B : Considering we hadn’t been away for such a long time, we made sure it was the mother of all holidays.
(長い間旅行してなかったので、最高の休暇だったよ。)
A : I guess you’ll be going back there then.
(またそこに行きそうだね。)
〜 Tea Break 〜
イギリスでは、この時期、フランスやオーストリア、スイスなどのヨーロッパの国へ旅行に行く人が多くいます。
私の同僚の一人も1週間会社を休んでフランス南部にスキー・スノーボード旅行に出かけていました。
休暇明けの日の朝、打合せで一緒になりましたが、リフレッシュした様子でした。
今日のフレーズのポイント
さて、今日のフレーズのポイントは、「the mother of all 〜」です。
「the mother of all 〜」: ものすごい~、とてつもない~、究極の~
英英辞典でも「the mother of all something」の意味を調べてみましょう。
an extreme example of something
(何かの極端な例)
We got caught in the mother of all storms.
(ものすごい嵐にはまった。)参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも「the mother of all something」の意味を確認したところ、
=The most impressive / the biggest
=The best ever
=It can also mean the worst ever
とのこと。
「一番印象的で、一番大きく、今までで最高、今までで最低」という「何か極端なもの」を指すときに使えるんですね。
理解を深めるために、ポシティブな場合の使い方とネガティブな場合の使い方の両方を取り上げてみていきましょう。
<Positive>
Her 21st birthday party is going to be the mother of all celebrations.
(彼女の21歳の誕生日会は最高の場になるだろう。)
<Negative>
I’ve got the mother of all headaches.
(頭が割れるほど痛い。)
※頭痛の表現として、とてもよく使われます。
We’ve got the mother of all challenges.
(とても難しい課題がある。)
なお、参考までに未来形の文章はこうなります。
<Future>
Because we haven’t been away for ages, let’s make our next trip away the mother of all holidays.
(長いこと出かけてなかったので、次の旅行は最高ものにしよう。)
ということで、あらためて今日のフレーズは、
It was the mother of all holidays.
(最高の休暇だった。)
でした。
イギリス人曰く、今日のフレーズは「Neutral」な表現なので、親しい間柄の人に対してカジュアルに使うこともできる上、ビジネスなどのフォーマルな場面でも使えます。
また、「Good English」でもあるので、今度休暇の感想を聞かれたとき、このお洒落な一言で返答すると、きっとネイティブに驚かれますよ!
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!
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