日常会話

【1070】「彼はもう年だ。 He is a bit long in the tooth.」

投稿日:2022年5月7日 更新日:

  

今日のフレーズ

He is a bit long in the tooth.
(彼はもう年だ。)

  

     

やり取りイメージ

------ Skate-boarding ------
------(スケートボード)------

A : My dad has discovered skate-boarding and he loves it.
(父さんがスケートボード始めたんだ、それでハマってるんだ。)

B : Wow, he's a bit long in the tooth for that !
(そうなんだ、ちょっと歳とりすぎてる感じがするけどね!)

A : You'd think, but actually he's quite good at it.
(そう思うか、でも、彼わりとうまいんだよ。)

  

  

〜 Tea Break 〜

今日のフレーズのポイントは「long in the tooth」です。

  

「to be long in the tooth」: もう年だ、何かをするには年を取りすぎている、年老いている

  

英英辞典でも「to be long in the tooth」の意味を調べてみましょう。

  

to be old, often too old to do something:

  

He's a little long in the tooth to be wearing shorts, don't you think?

  

参照: Cambridge Dictionary

  

イギリス人にも「to be long in the tooth」の意味を確認したところ、

=Be quite old (a bit unkind)

とのこと。

  

つまり、「He is long in the tooth.」は、

=He is rather old.

=He is quite old.

=He is a bit old.

=He is old.

と同じ意味になるんですね。

  

ところで、なぜ「to be long in the tooth」で「年をとった」という意味になるのでしょうか?

  

由来は馬の歯のようです。

  

馬は歯で年齢を判断できるくらい、年をとると歯茎が後退して、歯が長く見えるのです。

  

そこから、年をとった=長い歯(long in the tooth)が生まれたのだそう。

  

ちなみに、今日のフレーズは、基本的には「Third person singular」(三人称単数)、つまり、「He」や「She」を主語で使うことが多いです。

  

ただ、自分に対しても使うことができます。

  

I’m a bit long in the tooth.
(もう年だ。)
(年を感じる。)

  

なお、今日のフレーズは、口語で使われ、ほんの少し失礼な表現です。

  

ダイレクトに「He is old.」(彼は年をとった。)と言うよりは、間接的なので、まだマシですが、それでも少し失礼な響きがあることに変わりはありません。

  

なので、使い方には気をつけましょう。

  

また、使用頻度はそこまで高くありませんが、イギリス人なら誰でも知っている一般的な表現で、「Good to know」(知っていると役に立つ)な一言でもあります。

  

ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!

  

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