
今日のフレーズ
I don’t give a monkey’s.
(ぜんぜん気にしない。)
(一切気にしない。)
やり取りイメージ
------ A mask ------
------(マスク)------
A : Since the beginning of the pandemic, there have been some people who refused to wear a mask, although they are healthy.
(パンデミックが始まったとき、健康なのにマスクをすることに対して反対する人がいたよね。)
B : I know, they could have infected others but they don't seem to care.
(そうだね、彼らが誰かに感染させていたかもしれないけど、気にしてない様子だったね。)
A : It's obvious, they don't give a monkey's.
(明らかだね、少しも気にしてないよね。)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズのポイントは「not give a monkey's」です。
「not give a monkey's」: 関心がない、心配しない、気にしてない
英英辞典でも調べてみましょう。
*UK Slang
If you don't/couldn't give a monkey's about something, you are not at all worried by it:
"Chrissie won't like it." "I don't give a monkey's."
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも意味を確認したところ、
=They don't care.
=Person does something that upset someone else but they don’t care
とのこと。
つまり、
「They don’t give a monkey’s.」=「They don’t care.」
という意味になります。
ではなぜ「not give a monkey's」で「don't care」になるのでしょうか?
調べてみましたが、明確な起源はわかりませんでした。
そもそも「monkey's」で終わっているので、「monkey's」の何?って思いますが、もともとは「uncle」(おじさん)や「arse」(お尻の穴)、そして「toss」(上にポイッと投げること)が入っていたのではということです。
今日のフレーズは、イギリス英語特有表現であり、スラングです。
カジュアルな響きを持つので、親しい間柄の家族・友人・同僚に使うのが自然です。
また、文語ではなく、口語で用いられることが多く、使用頻度は高くありませんが、ネイティブなら誰でも知っている表現で「Good English」でもあります。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!