今日のフレーズ
We’re going to need to part company.
(別々の道を歩まなければならなそうだね。)
やり取りイメージ
------ Two people working together ------
------(一緒に働いてきた二人)------
A : It’s obvious that we’ve got different goals.
(私たちって、違う目標があるよね。)
B : Yes, it’s been good working together for a couple of years. But I think we’re going to need to part company.
(そうだね、数年間、一緒に働けてよかったよ。でも、別々の道をいかなければならなそうだね。)
A : Yes, I’ve really enjoyed working with you but we need to follow our dreams.
(そうだね、一緒に働けてよかったけど、それぞれの夢を追っていこう。)
〜 Tea Break 〜
ちょっと今日のフレーズは日本語にすると
小難しい表現ではありますが、
例えば、スポーツ選手とコーチが関係を解消するなど、
今まで一緒に働いてきたビジネスパートナーの二人が
チームを解消して別々の道に進むときなどに使えます。
「part company」: 別々の道を歩む、たもとを分かつ、付き合いをやめる、(人と)別れる
英英辞典をひいてみるとこのように解説されています。
If two people part company, they end their relationship
参照:Cambridge Dictionary
(二人の人が「part compnay」になったら、彼らの付き合いは終わることを意味する。)
なお、ネイティブに確認したところ、
「part company」は少し古風な言い回しなので、
カジュアルな会話よりも、
どちらかと言うとビジネスシーンで
使うことの方が多いようです。
たしかに日本語でも
「別々の道を歩む」
「たもとを分かつ」
という言葉を、
あまり日常会話で使わないですよね。
ちなみに話は変わりますが、
今日のフレーズでは、
「be going to need to 〜」
が使われています。
英語は言いたいことを
ダイレクトに伝えると習っているので、
わざわざ「be going to 」なんて使わずに、
「need to」だけで
「We need to part company.」
(私たちは別々の道を歩む必要がある。)
って言えばいいのでは?
という疑問がわいたかもしれません。
たしかに比較的アメリカ英語だと、
言いたいことを直接的に表現しますが、
イギリス英語においては、
言いたいことをソフトに表現することが多いです。
なので、イギリス英語では、
「need to 〜」(〜する必要がある。)を使って、
We need to part company.
(私たちは別々の道を歩む必要がある。)
とダイレクトに言うことはあまりしません。
代わりに、
「be going to need to〜」(〜しなければならないだろう)を使って
We are going to need to part company.
(私たちは別々の道を歩まなければならないだろう。)
と少しソフトに表現することを好むんです。
この感覚は、日本人に近いものがあるので、
私たち日本人にとっては
アメリカ英語よりイギリス英語の方が
ある意味とっつきやすいのではと思っています。