今日のフレーズ
I’ve got a side hustle.
(副業をしている。)
やり取りイメージ
------ Talking with a friend ------
------(友人との会話)------
A : I got fired yesterday.
(昨日会社をクビになったんだ。)
B : That’s too bad. Are you okay?
(それはひどいね。大丈夫?)
A : I’m okay because I’ve got a side hustle.
(大丈夫だよ。副業してるからね。)
〜 Tea Break 〜
「副業」、最近話題になっていますよね。
ネットでの物販、食事のデリバリー、
ペットシッター、ハウスクリーニング、
オンラインでの授業、動画編集など、
いろいろな副業がありますよね。
イギリスでも若者と話していると、
まだかなり少数派ではありますが、
なんらかの副業を考えている人、
今からやろうとしている人がいます。
少し前までの日本は、
副業禁止の会社が多かったり、
副業って言っても何をすれば良いか分からないって感じでしたが、
今は副業が解禁されてきている上に、
インターネットですぐに情報が手に入るので、
副業を始めやすくなっていますよね。
さて、今日のフレーズはまさに
「副業をする」です。
「I’ve got a side hustle.」
(副業をしている。)
今日のフレーズのポイントは2つあります。
1つ目は、
何度もこのブログで紹介していますが、
イギリス英語の口語表現では、
「have」の代わりに「have got」
を好んで使うという点です。
今日のフレーズで出てくる「I’ve got」は、
「I have got」の短縮系で、
「I have」と同じ意味になります。
2つ目のポイントは、
もちろん「a side hustle」です。
「a side hustle」【名詞】: 副業、サイドビジネス、内職
英英辞典では次のように解説されています。
a piece of work or a job that you get paid for doing in addition to doing your main job
参照:Cambridge Dictionary
(本業に加えて取り組む仕事で、報酬が支払われるもの。)
今日のフレーズ以外の例文はこんな感じです。
I need a side hustle.
(副業が必要だな。)
Fashion design is my side hustle.
(ファッションデザインは私の副業です。)
You can start your own side hustle.
(あなた自身の副業を始めてもいいんじゃない。)
I like the idea of investing in a side hustle.
(副業に投資するって考え方、好きだな。)
How much do you want to earn on your side hustle?
(副業でどれくらい稼ぎたいの?)
My side hustle became my main hustle.
(副業が本業になった。)
なお、副業は「a side business」
と言うこともできます。
とはいえ、「a side hustle」の方が
自然な言い回しなので、
ネイティブは「a side hustle」を使います。
また、「a side hustle」はカジュアルな表現であり、
もともとアメリカで生まれた言葉ですが、
イギリスでも使われます。
さいごに参考までに、
「hustle」には色んな意味がありますので、
一部を簡単に紹介します。
「hustle」
【名詞】: 押し合い、やる気、詐欺
【動詞】: 急ぐ、テキパキやる、(商売などで)張り切る
【発音】: hʌ́sl | ハスル
今日のフレーズで使われている「hustle」は、
「張り切って商売をして稼ぐ」というようなニュアンスで
使われているんですね!