日常会話

【450】「It just slipped my mind. うっかり忘れてた。」

投稿日:2020年8月25日 更新日:

  

  

今日のフレーズ

It just slipped my mind.
(うっかり忘れてた。)

  

 

やり取りイメージ

------ At work ------
------(職場にて)------

A : Are you joining the meeting? Everyone is waiting.
(打合せ参加するの?みんな待ってるよ。)

B : Oh sorry, it just slipped my mind. I’m coming.
(ごめん、すっかり忘れてた。今いくよ。)

  

  

〜 Tea Break 〜

「忘れてた。」を英語で言うと、

「I forgot」を使うと学びましたよね。

   

もちろん、「I forgot」でも間違えではありませんが、

ネイティブは今日のフレーズも使います。

   

「It just slipped my mind.」
(うっかり忘れてた。)
(ど忘れしちゃった。)
(忘れてた。)

    

「just」を入れずに、

「It slipped my mind.」

でも同じ意味で使えます。 

    

「slip one’s mind」【イディオム】: つい、うっかり忘れる。ど忘れする。忘れる。

    

英英辞典では次のように解説されています。

   

If something slips your mind, you forget it
(何かを「slips your mind」したら、忘れたということだ。)

参照:Cambridge Dictionary

    

If something slips your mind, you forget it or forget to do it
(何かを「slips your mind」の場合、何かを忘れたか、何かをするのを忘れたということだ。)

参照:Oxford Learners Dictionaries

    

つまり、

「It slipped my mind.」=「I forgot it.」

と同じ意味なんです。

    

「slip one’s mind」の例文をあげるとこんな感じです。

    

I’m sorry I didn’t tell you. It completely slipped my mind.
(伝えてなくてごめん。完全にど忘れしてたよ。)

    

I’m sorry. I forgot your birthday. It just slipped my mind.
(ごめん。誕生日忘れてた。うっかり忘れちゃってたよ。)

    

It slipped my mind that I had a meeting today.
(今日、打合せがあること、うっかり忘れてたよ。)

     

「slip」は、

「滑る」、

「ずり落ちる」、

「さっと消える」という意味です。

   

日本語でも、「滑る」ことを

「スリップ」って言いますよね。

   

例えば、凍った道路は滑るので、

「スリップ注意!」って感じで。

   

「slip」のコアイメージは、

「つるっと滑る」なので、

「slip one’s mind」で、

「何かが意識・頭からすべり落ちる/さっと消える」

というニュアンスになり、

「うっかり忘れていた。」

「ど忘れしていた。」

という意味になります。

   

今度もし何かをうっかり忘れてしまったら、

「Sorry. It slipped my mind.」を

使ってみましょう。

   

念のためにポイントは、

主語に忘れてしまったモノゴトが入る

ということです。

   

なので、基本的には

「It」や「That」が主語になります。

   

※今日のフレーズだと「It」です。

   

「I」(私)、「You」(あなた)などの

「話す人」が主語にはならないので

忘れないようにご注意を!

   

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