今日のフレーズ
I need a duvet day once a week.
(一週間に一度、何もしない日が必要だ。)
やり取りイメージ
------ In the kitchen at work ------
------(職場のフリースペースにて)------
A : My friend unexpectedly visited me yesterday afternoon when I was still in pajamas.
(昨日の午後、友達がいきなり訪ねてきたんだよ。)
B : How come you were still in pajamas?
(なんでまだパジャマだったの?)
A : I had a duvet day. I need it once a week.
(何もしない日だったんだ。一週間に一回は必要なんだよね。)
〜 Tea Break 〜
平日の昼間働いて、夜も家事などをしていると、一週間ってあっという間に過ぎますよね。
せっかくなので週末は予定を入れたくなりますが、土日の両方に予定を入れるのではなく、どちらかは休みたくなることはありませんか?
私は、一週間に一度は何もしない日が欲しいなぁって思うことがあります。
「I need a duvet day once a week.」
(一週間に一度、何もしない日が必要だ。)
今日のフレーズのポイントは、「duvet day」です。
「duvet」【名詞】:羽毛布団
【発音】: djuːvéi | ドゥーヴェイ
実は、「duvet day」は日本語にするのが難しい表現です。
直訳すると、「羽毛布団の日」になりますが、英国特有の表現で「仕事など何もしないで家で休む日」を意味します。
イギリスでは、「duvet day」という名前の年次有給休暇(有休)を社員に与えている会社があるくらいです。
この「duvet day」という有休、イギリスでは、朝起きて、どうしても気分がのらない、疲れが取れていないって感じるとき、ただただ、休養したいって理由だけで取得することができるんです。
もともとは1960年代に始まった休暇のようですが、今では有休以外にも「リフレッシュや休養のための何もしない日」という使い方もされます。
まさに、やる気が起きなくて、「布団から出ずに休みたい」、「布団にくるまって過ごしたい」っていう感覚がこの「duvet day」に含まれているんですね。
念のため、英英辞典を調べて見たら、このように解説がされています。
a day off work, not because you are ill but because you need some time to rest
参照:Cambridge Dictionary
(休みの日。風邪・病気が理由ではなく、ただ休養が必要なため。)
ちなみに、この「duvet」(羽毛布団)はイギリス英語です。
イギリスに来て、寝具を買い揃えようとデパートに行ったとき、掛け布団が「duvet」ということを知らず、店員に何度も確認したので、忘れられない英単語の一つです。
最近肌寒くなり、季節の変わり目で体調を崩しやすい季節ですので、ちょっとやる気が起きなかったり、疲れを感じていたら、思い切って「家で何もしないで休養する日」=「duvet day」をしてみるといいかもしれません!
では良い週末を!Have a good weekend!