今日のフレーズ
The devil’s in the details.
(詳細が肝心だ。)
やり取りイメージ
------ After the meeting ------
------(商談の後に)------
A : This proposal looks very interesting.
(この提案、良さそうだね。)
B : I agree but the devil’s in the details.
(私もそう思う。でも、詳細が肝心だからね。)
A : Yes let’s book sometime together this afternoon to go through it.
(よし、今日の午後、時間を押さえて一緒に確認しよう。)
〜 Tea Break 〜
日本では正月三が日(1月1日〜3日)は基本的には休みの人が多いですよね。
イギリス(イングランド)は正月(1月1日)のみが祝日で、1月2日から勤務を開始するのが普通です。
※2021年は1月2日(土)、3日(日)が週末で休みなので、1月4日(月)からです。
※スコットランドは1月2日(土)も祝日で休みです。2021年は1月2日が土曜日なので、1月4日(月)が振替休日となり、1月5日が仕事始めです。
年末から年始にかけて、イギリスで見つかった新型コロナウイルスの変異種が日本では話題になっていましたが、イギリスではもう一つ話題があります。
それはイギリスとEUが新しく結んだ自由貿易協定です。
英国のEU離脱があったので、英国とEUは年末に新しく協定を結び直しました。
それが1月1日から有効になっています。
ネイティブのイギリス人と話をしていると、首相のボリス・ジョンソンはこの新協定について、イギリスにとって良い協定を結べたといっているが、詳細や中身を見てみないと何とも言えないと話していました。
そのときに今日のフレーズを使ってきました。
The devil’s in the details.
(詳細が肝心だ。)
今日のフレーズは英語の決まり文句(ことわざ)です。
直訳すると「悪魔は詳細に宿る。」になりますが、大枠はよく見えるけど、細部を見てみないと分からない、細部をうまくやらない失敗するかもしれない、詳細が肝心だと言いたいときに使えます。
なお、もともとは、「God is in the details.」(神は細部に宿る。)ということわざがあり、この言葉から「The devils’s in the details.」が派生したと言われています。
今度、一見すると良い案に見えるけど、詳細を確認しないと分からない、詳細をどう進めていくかが大事だ、と言いたいとき、今日のフレーズを思い出してみてください!