今日のフレーズ
They kept transferring me.
(たらい回しにされた。)
やり取りイメージ
------ Over the phone ------
------(電話で)------
A : I’m really frustrated with internet provider.
(インターネットプロバイダー、本当にイライラする。)
B : Why?
(なんで?)
A : Because I phoned them yesterday to ask them simple questions but they kept transferring me before I finally got my answer.
(昨日、簡単な質問をしたくて電話したんだけど、答えをもらうまでにたらい回しにされたんだよ。)
〜 Tea Break 〜
イギリスでは、公共サービス(水道、ガス、電気、インターネット)や銀行などに電話で問い合わせをすると、次から次へと別の窓口に回されることがあります。
たとえば、以前、インターネット使用料金の請求額が間違っていたので、インターネットプロバイダーに電話をしたところ、所謂たらい回しにされました。
まず、電話をとってもらうまでに時間がかかります。
30分くらい待たされ、保留中に流れている音楽が頭から離れなくなるほどです。
ようやく繋がった担当者に丁寧に質問したいことを話すも要点をえず、別の人に回され、また別の人に同じ話を一からしなければなりません。
基本的に、質問に対して、的を得た返答がこないので、別の聞き方をして何とか伝えようとするのですが、頑なに同じ返答が返ってくるんです。
そのやり取りを何ターンか繰り返すと、また別の人に回されます。(※コールセンターの担当者がインド系やスコットランド系の方だと、発音のクセが独特で聞き取りづらく、余計にエネルギーを使います。)
まさに文字通り「たらい回し」です。(※イギリス生活ではよくあることです。)
そんな状況を英語で表現すると、今日のフレーズになります。
They kept transferring me.
(たらい回しにされた。)
「transfer」が「転送する」という意味ですので、「keep transferring me」で「私を転送し続ける」=「たらい回しにする」というニュアンスになるんですね。
イギリス人の友人に今日のフレーズをどんなタイミングで使うのかって聞いたところ、
「If they can't give you the information you are asking for」
(あなたの問い合わせに対して、答えが得られないとき)
と言っていました。
今度、電話で問い合わせをした際、別の窓口に回され、なかなか回答にたどり着けなかったとき、今日のフレーズを使ってみてください。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!