今日のフレーズ
I’m gonna get the booster next week.
(来週ブースター接種をする。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : I’m gonna get the booster next week.
(来週ブースター接種受けるんだよね。)
B : Welcome to the pin cushion club.
(針刺しクラブへようこそ!)
A : Actually we’re gonna join the laboratory rat club.
(実験用のラットクラブだよ。)
〜 Tea Break 〜
この前イギリス人の同僚がコロナワクチンの3回目(ブースター)接種を受けるという話をしていました。
その際、繰り広げられた会話が今日のやりとりイメージです。
ちょっと現状をシニカルに表現したジョークですので、あまり真剣に受け止めず、軽い気持ちでとらえてもらえればと思います。
こんな感じで、イギリス人は自分の状況をちょっとシニカルに表現してクスッという笑いをとることがあります。
余談ですが、ロンドンの建物は築年数が100年、200年以上のものが多く、地下鉄もそれなりに年季が入っていますので、街の至る所でラット(ねずみ)を見ます。
勤めている会社の地下にも緑色のボックスが置いてあり、何だろうと思って確認したら、ねずみ取りでした。
イギリスには、ねずみが至る所にいるということを比喩して、こんな言い回しがあるほどです。
「In the UK we are never more than 6 feet away from a rat.」
(6フィート以内にねずみが必ずいる。)
6フィートは1.8メートルなので、「自分の半径1.8メートル以内にはねずみがいる」と表現するくらい沢山生息しているのですね。
この言い回しの意(こころ)をイギリス人に聞いたところ、
「We are always living next to a disease-ridden animal.」
(私たちは病気を運んでくる動物の近くで生活している。)
と言っていました。
ちょっと皮肉的な言い方ですが、半分事実・半分冗談っていった感じで表現しているのでしょう。
ちなみに、私は地下鉄の構内でねずみを見たことは何回かありますが、幸いにも自宅で見たことはまだありません。
今日のフレーズのポイント
ブースター接種は、英語でも「booster」を使います。
「booster」【名詞】: 昇圧器、推進者、支援者、追加免疫、伝爆薬
【発音】: búːstər | ブースタ(ァ)
ブースターの意味をイギリス人に確認したところ
「booster = an extra dose」
と言っていました。
「extra」(特別な、追加の、余分な)、「dose」(一回分)なんですね。
これからブースター接種を受ける場合は、今日のフレーズ「I’m gonna get the booster next week.」が自然な言い回しですが、ブースター接種をすでに受けた場合は何て表現するのでしょうか?
答えは
「I’ve had the booster.」
「I'm triple jabbed.」(←三回目のワクチンを接種したという意味合いです。)
です。
ちなみに、「一回目(二回目)のワクチンを接種した。」は、
「I got the first(second) vaccine.」
になります。
コロナのワクチン接種は、「vaccine」も「jab」もどちらも使えるんですね。
コロナ以外の例えば、インフルエンザの予防接種する場合、「Flu vaccine」とは言いません。
インフルエンザの予防接種は基本「Flu jab」になるんです。
参考までに、「Flu jab」(インフルエンザの予防接種)についてはこちらの記事で詳細をご覧いただけます!
なお、日本だと医療従事者という言葉がコロナ禍におけるニュースで使われることが多いですが、イギリスでは、医療従事者や公共交通機関に従事する人、生活必需品の販売などに携わっている人をひっくるめて、「Front line workers」と呼びます。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!