
今日のフレーズ
It smells rank.
(臭い。)
(悪臭がする。)
やり取りイメージ
------ Durian ------
------(ドリアン)------
A : Someone people think that the fruit called durian smells like rotten onions.
(ドリアンって腐った玉ねぎみたいな匂いがするって言われてるよね。)
B : I agree. It smells rank.
(そうだよ、悪臭がするんだ。)
A : Apparently it tastes good.
(美味しいみたいだけどね。)
〜 Tea Break 〜
ドリアン。
皆さんは食べたことありますか?
日本でも臭い食べ物として有名ですが、イギリスでも同じように認識されています。
私は食べたことも、その匂いを嗅いだこともありませんが、イギリス人曰く「腐った玉ねぎみたいな匂いがして臭い」とのこと。
どこかで機会があれば、フルーツの王様と言われるほどの食べ物なので、匂いや味を体験してみたいところです。

今日のフレーズのポイント
さて、今日のフレーズのポイントは、「rank」です。
「rank」【形容詞】: 悪臭のする、ひどい、植物が生い茂っている、
【発音】: rǽŋk | ランク
「rank」【名詞】は、「階層、地位、階級、列、並び」で有名な言葉ですが、形容詞になると「悪臭のする」、「ひどい」という意味もあるんです。
(※最初に今日のフレーズを聞いたとき、「rank」に「臭い」という意味があったなんて!と意外に思いました。)
「rank」【形容詞】の意味を英英辞典でも調べてみましょう。
smelling strong and unpleasant
His clothes were rank with sweat.
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも「rank」の意味を確認したところ、
Rank means disgusting but only for a smell.
(匂いが不快なときのみ使える。)
と言っていました。
つまり、「匂いがひどい」=「臭い」と言いたいとき、「rank」が使えるんですね。
※「rank」は「匂いがひどいときのみ」に使えます。なので、たとえば「見た目や音がひどいときなど」は「rank」は使えません。
「臭い」は今日のフレーズ以外にも「disgusting」や「stinks」でもいいのではないかと思われるかもしれません。
「rank」、「disgusting」、「stinks」の違いはこんな感じになります。
<Neutral(中立的)な表現で、フォーマルでもカジュアルでも使える>
=It smells rank. (That's rank.でもOK)
=It smells disgusting.
<上の2つよりもカジュアルな表現で、家族や友人、親しい間柄の同僚に使える>
=It stinks.
さいごに補足として今日の「やりとりイメージ」に出てきた「Apparently」の意味についてです。
イギリス人が本当によく使うので、「Apparently」の意味を聞いたところ、
Apparently = someone people believe/ You heard the opinion / It seems
と言っていました。
つまり、「〜のようだ。」が一番近い日本語になるんですね。
ということで、あらためて今日のフレーズは、
It smells rank.
(臭い。)
(悪臭がする。)
でした。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!