今日のフレーズ
There’s been a massive shift in thinking.
(考え方が大きく変わった。)
(考え方の大きな変化があった。)
やり取りイメージ
------ Plastic bags ------
------(ビニール袋)------
A : Not so long ago people used plastic bags for everything.
(最近までみんなビニール袋をいろいろなところで使ってたよね。)
B : Yes, there’s been a massive shift in thinking. I’m glad.
(うん、考え方が大きく変わったんだね。嬉しいよ。)
A : I hardly see anyone with a disposable plastic bag anymore.
(もう使い捨てできるビニール袋を使っている人ほとんど見ないもんね。)
〜 Tea Break 〜
3〜4年ほど前、イギリスでは、海亀の鼻の穴からビニール袋が出ている動画に注目が集まりました。
大量の自然に還らないプラスチックゴミが環境(海洋)汚染を引き起こすだけでなく、そこに生息する生物をも苦しめているという衝撃が走ったのです。
イギリスでは環境対策意識が高まって、数年前からプラスチックストローが紙ストローに変わり、スーパーなどで買ったもの入れる大きいビニール袋(リユース可能)は有料になりました。
そして、最近では日本のスーパーの野菜売り場に置いてあるような小さい透明な薄いビニール袋がイギリスのスーパーからはなくなっています。
野菜やフルーツは、土に還る素材で作られた「Biodegradable Bags」や「Home Compostable Bag」に入れられて陳列されているのです。
「Biodegradable」: 生物分解可能な
【発音】bàioudigréidəbəl | バイオウディグレイダブル
「Compostable」: 堆肥にできる
【発音】kɔmpɔ́stəbəl | コムポスタブル
この「Biodegradable Bags」、「Home Compostable Bag」は、各家庭や畑などにある「コンポースト」(生ゴミ発酵器)の中に入れておくと土に還るので、自然に還らないビニール袋と違って、環境に配慮されたアイテムなのです。
例)イギリスのスーパーで買ったバナナを入れた袋。
左下に「HOME COMPOSTABLE BAG」と記載があります。
今日のフレーズのポイント
「a massive shift」: 大きな変化、大規模な変化
「massive」: 大規模な
【発音】mǽsiv | マッスィヴ、
イギリス人にも「a massive shift」の意味を確認したところ、
=a big change
と簡潔に言い表していました。
ちなみに、「There’s been a massive shift in 〜」で「〜に大きな変化があった。」になります。
今日のフレーズ以外にも、たとえば
「There’s been a massive shift in how people are woking.」
(働き方が大きく変わった。)
と言うこともできます。
今日のフレーズは「Neutral」な表現なので、親しい間柄の友人・家族との会話でも、ビジネスシーンでも使えます。
また、イギリス人曰く「Good English」ですので、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
あらためて今日のフレーズは、
There’s been a massive shift in thinking.
(考え方が大きく変わった。)
(考え方の大きな変化があった。)
でした。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!
追伸:冒頭の写真は、イギリス南西端にある「Cornwall」(コーンウォール)の港です。