今日のフレーズ
We need some joined up thinking on it.
(総合的に考える必要がある。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : We are really struggling to find a solution to this problem.
(この問題に対する解決策を探すのって難しいね。)
B : We need some joined up thinking on this.
(総合的に考えないとだよね。)
A : I agree, let's pool our best resources and start again
(そうだね、精鋭たちを集めて、最初から考え直そう!)
〜 Tea Break 〜
物事って白黒で割り切れないことも多く、カラフル・グラデーションになっていて、単純ではなく複雑ですよね。
とはいえ、そんな中でビジネスでは、自分たちなりの正解(妥当解)を創り出していかなければなりません。
背景や関係者、その目的など色々な要素を総合的に考えて、納得性の高いものを見出すことが求められるかと思います。
そんなとき、よく、「総合的に考えなければならない。」って言いますよね。
今日のフレーズは、日本語のビジネスでもよく使いますが、英語のビジネスでも使う「Good to know」な一言です。
「joined up thinking」: より広い視野から総合的に考える
英英辞典でも「joined up thinking」の意味を調べてみましょう。
*Mainly UK
(主に英国で使われる)
thinking about a complicated problem in an intelligent way that includes all the important facts
This complex issue needs some joined-up thinking from department heads.
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも「joined up thinking」の意味を確認したところ、
=Holistic thinking - considering all the components
とのこと。
つまり、「総合的・包括的に考えること(すべての構成要素を考慮して)」という意味合いなんですね。
また、イギリス人にも今日のフレーズ「We need some joined up thinking on it.」を別の英語でなんて言うか確認したところ、
=You need to think about all of the different components to understand the situation and think of the solution
と言っていました。
やはり、「すべての異なる要素を網羅的に見て状況を理解した上で、解決策を考える」、つまり、「総合的に考える」ってニュアンスなんですね。
なお、今日のフレーズは、そこまで使用頻度は高くありませんが、文語でも口語でもどちらでも使える表現であり、ビジネスシーンで主に使われます。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!