
今日のフレーズ
The proof is in the pudding.
(論より証拠。/ものの善し悪しは実際に試してみなければ分からない。)
使うタイミング
・論より証拠。
・結果を見ればわかる。
・物事(ものごと)の出来上がりの善し悪しは、
実際にやってみないと分からない。
と言いたい時。
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
Nathalie : This new system seems to work well.
(このシステムはうまく動きそうですね。)
Kenneth : I hope so but the proof is in the pudding.
(そうなるといいですね。実際に試してみないと分からないですがね。)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズも、クリスマスにちなんだ表現です。
とはいえ、
もちろんクリスマス以外の日常生活でも使える言い回しです。
今日のフレーズは、
もともとイギリスで生まれたことわざで、
1605年に誕生したと言われています。
当初はもっと長い表現で、
「The proof of the pudding is in the eating.」
と言われていました。
意味としては、
「食べることでプディングの味は証明することができる。」
↓
「プディングの味は食べてみないと分からない。」
↓
「物事は実際に試してみないと分からない。」
といった具合に解釈することができます。
この長い表現が、1920年に入り、短くなり、
今日のフレーズである、
「The proof is in the pudding.」
になったと言われています。
解釈の仕方としては、
「証拠はプディングの中にある。」
↓
「プディングを食べてみないと分からない。」
↓
「実際に試してみないと分からない。」
といった流れです。
ちなみに、
日本語のプリンとイギリスのプディングは異なるものです。
イギリスのプディングの多くはデザートとして
食後に食べる甘いものです。
甘いプディングで有名なのは、
知っている方も多いと思いますが、
クリスマスに食べる「クリスマスプディング」です。
<クリスマスプディングの写真>

甘くないプディングで有名なものと言えば、
ローストビーフなどの肉と一緒に食べる
「ヨークシャープディング」があります。
<ヨークシャープディングの写真>

プディングの形や色合いだけを見ると
どんな味か分からないので、
「プディングは食べてみないと分からない」といった
ことわざが生まれたのかもしれません。