今日のフレーズ
You get a taste for it.
(味を覚える。)
やり取りイメージ
------ First time to eat caviar ------
------(キャビアを初めて食べてみて)------
A child : So good. I want some more.
(これ美味しい。もっと食べたい。)
Parents : Oh looks like you’re going to get a taste for it.
(そうか、味を覚えちゃったかな。)
A child : Yes, I like it.
(うん、美味しいよ。)
〜 Tea Break 〜
一度、体験することによって
その物事の良さを覚えたり、好きになったり、
面白味を理解することってありませんか?
例えば、
食べたことない料理を食べたり
飛行機のビジネスクラスに乗ったり、
何か新しい音楽を聞いたりしたとき、
その良さが好きになることありますよね。
そんなとき、今日のフレーズが使えます。
「You get a taste for it.」
(味を覚える。)
「get a taste for 〜」:〜の味を覚える。〜の味をしめる。〜を好きになる。
ちなみに、今日のフレーズは
「get a taste for 〜」ですが、
同じ意味で「develop a taste for 〜」
も使えます。
「get a taste for 〜」と
「develop a taste for 〜」の違いは、
2つあります。
1つ目は「get a taste for 〜」の方が
カジュアルな言い方という点です。
「develop a taste for 〜」の方が
どちらかと言うとフォーマルな表現です。
イギリス人は口語では
「get a taste for 〜」を使っていますが、
「develop a taste for 〜」を使っても
全く問題ありません。
むしろ、丁寧で良い印象を与えます。
「get a taste for 〜」と
「develop a taste for 〜」の違い、
2点目は微妙なニュアンスです。
「develop」の方がどちらかと言うと、
「今好きになっている」、
「だんだんと好きになっている」という
意味合いが強く含まれます。
例えば、こんな感じです。
He got a taste for caviar.
(彼はキャビアが好きになった。)
He developed a taste for caviar.
(彼はキャビアをだんだんと好きになった。)
ここからは余談ですが、
「キャビア」の味というと、
しょっぱいイメージがあるかもしれませんが、
キャビア原産国ロシアで食べるキャビアは
そこまで塩味が強くなく、本当においしかったです。
理由を確認したところ、
私たちが日本などで食べるキャビアは、
出荷後も長持ちするように
塩分を効かせたソースを使用していて、
かつ、長い時間そのソースに浸かっているので、
味が染み込んでしょっぱくなってしまうのだそうです。
それとは反対に、
原産国ロシアで食べるキャビアは
すぐに消費されることを目的に作られていて、
塩分につかる時間も短く、程よい塩加減で
キャビア本来の味を楽しむことができるそうです。