今日のフレーズ
Don’t overstretch yourself.
(無理しないで。)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : I am under the weather but I have to finish this work today.
(調子が悪いんだけど、この仕事今日終わらせないといけないんだよね。)
B : Are you alright? Don’t overstretch yourself.
(大丈夫?無理しないでね。)
A : Thank you.
(ありがとう。)
〜 Tea Break 〜
「無理しないで。」を英語で言うと、
「Take care.」や「Take it easy.」
が有名ですよね。
他にもいろいろな表現がありますが、
今回のフレーズはイギリス人のネイティブスピーカーが
病み上がりで体調がまだ芳しくないにもかかわらず
ハードワークしている同僚に向かって言った表現です。
「Don’t overstretch yourself.」
(無理しないで。)
「overstretch」【動詞】:異常に引っ張る、〜を引き伸ばしすぎる
【発音】òuvəstrétʃ | オウヴァストゥレチ
英英辞典ではこのように解説されています。
to make someone or something do more than they can or should do
参照:Cambridge Dictionary
(誰かや何かに、彼らやそれらができる範囲・すべき範囲を超えて何かをやらせること。)
「stretch」=「伸ばす」という意味ですが、
「over」=「越える」をつけることで、
「伸ばし過ぎる」というニュアンスの意味になるんですね。
ここからは余談ですが、
よくビジネスにおける個人目標を決める際、
自分の職務よりも少しストレッチした目標を定めなさい、
そうすれば実力が伸びるからと日本では教えられます。
この考えをイギリス人の部下に伝えたところ、
彼らはピンと来ていませんでした。
一般的にイギリス人には
自分の職務以上の仕事をするというマインドがなく、
なぜ自分の給料が変わらないのに
上のレベルの仕事をしなければいけないのか?
という感覚なのです。
日本は自分の職務以上の仕事をすると
評価されるという認識が残っていますが、
イギリス人は契約に定められている仕事以外はしない
というマインドがはっきりしていると感じた一幕でした。
ちょっとこむずかしい話になりましたが、
コロナ禍で大変な時期ですので、
「Don’t overstretch yourself.」
(無理しないで。)
という感じでやっていきたいですね!