今日のフレーズ
I bite into an apple.
(りんごを丸かじりする。)
やり取りイメージ
------ Cultural difference ------
------(文化の違い)------
A : In Japan, usually cut an apple into pieces before we eat it.
(日本では、普通、食べる前にリンゴを切るんだよ。)
B : In England, most people just bite into the apple after having washed it.
(イングランドでは、ほとんどの人が、りんごを洗った後にそのまま丸かじりするよ。)
A : To each their own.
(それぞれで違うんだね。)
〜 Tea Break 〜
この季節になると、スーパーの食料品売り場にリンゴがたくさん並び始めますよね。
イギリスでも日本と同じようにリンゴをスーパーで見かけます。
イギリスのスーパーで見かけるリンゴは日本のリンゴと比べると少し小さめです。
甘さも日本のリンゴよりも控え目になっています。
また、今日のやりとりイメージでも取り上げましたが、イギリス人はリンゴを食べるとき、基本は丸かじりします。
日本人のように、皮を向いたり、食べやすいサイズにカットすることをしないんです。
しかも、いろんな場所でスナックを食べるノリで気軽に食べます。
会社のキッチンエリアで仕事の休憩をしがてら、丸かじり。
家のリビングルームで小腹が空いたときに丸かじりって感じです。
ロンドンに「John Lewis」という大型デパートがあるのですが、そこに行った時、エレベーターの降りたスペースのところでリンゴを丸かじりしているイギリス人女性を見たときには、驚きました。
別にそれが珍しいことではなく、彼女にとっては、ちょっと小腹が空いたのでお菓子食べますくらいな感じなんです。
周りの人もそれを気に留める様子は全くありません。
そのくらい、気軽に丸かじりするのがイギリスにおけるリンゴなんです。
わたしもリンゴが好きなので、日本にいるときからよく食べていますが、今ではイギリス人の丸かじり文化に染まってしまったのか、リンゴの皮を剥いて、カットして食べるより、そのまま丸かじりするようになってしまいました。
さすがに、公共の場や会社で食べることはありませんが、自分の家にいるときは食後のデザートや小腹が空いたときにそのままかじりついています。
カットする手間も省けるし、リンゴの皮には栄養素が豊富に含まれているので、今ではこの食べ方がお気に入りになってきています。
最後に今日のフレーズについて少しだけ触れますね。
ポイントは、「bite into」です。
「bite into 〜」:〜にかぶりつく、〜にかじりつく、〜にくいこむ、〜を食べ始める、〜を腐食する
なので、「bite into an apple」で「リンゴにかじりつく」という意味になるんです。
「bite into 〜」の「〜」の部分に食べ物などの名詞を入れて、リンゴの他にも、「bite into a doughnut」で「ドーナツにかじりつく」という使い方ができます。
あらためて今日のフレーズは、
I bite into an apple.
(りんごを丸かじりする。)
でした。
今度あなたもリンゴを丸かじりしてみてはいかがでしょうか!