今日のフレーズ
You don’t need to carry the weight of the world on your shoulders.
(ひとりで何でも背追い込まない方がいいよ。)
やり取りイメージ
------ At friend's place ------
------(友人宅にて)------
A : I’m stressed up to my eyeballs.
(ものすごくストレスがあるんだよね。)
B : Whats up?
(どうしたの?)
A : I've got big problems at work and at home.
(仕事でも家庭でも大きな問題を抱えていてね。)
B : You don’t need to carry the weight of the world on your shoulders. Do you wanna go for a coffee?
(ひとりで何でも背追い込まない方がいいよ。コーヒーでも飲みに行く?)
〜 Tea Break 〜
日本人の私たちって真面目で自分に厳しく責任感が強いので、ついつい、何でも自分でやらなければならないって感じてしまう傾向がありませんか?
私もロンドンに来たばかりの頃、会社からの期待に答えようとほぼ毎晩終電まで働いていました。
仕事自体にやりがいを感じていましたが、それでも仕事に追われ、自分にも周りにも厳しい雰囲気を醸し出していた私に対して、知人からかけられた言葉が今日のフレーズです。
You don’t need to carry the weight of the world on your shoulders.
(ひとりで何でも背追い込まない方がいいよ。)
「carry the weight of the world on one's shoulders」は決まり文句で、「ひとりで何でも背負い込む」、「全ての責任をひとりで背負う」、「何もかもを背負い込む」、「全ての問題を背負い込む」という意味のイディオムです。
「carry the weight of the world on one's shoulders」を直訳すると「地球の重さを一人で背負う」になりますが、実際の意味は、「一人で何でも背負いこむ」になるんですね。
参考までに「carry the weight of the world on one's shoulders」を英英辞典をみるとこのように載っています。
to have very many troubles or responsibilities
(とてもたくさんの問題や責任を負っていること。)
to feel much pressure because one has great responsibilities
(大きな責任を負っていて大きなプレッシャーを感じていこと。)
日本語には何か苦しい状況にいる人に対して、「肩の荷をおろしなよ。」って言うことや、責任や義務を負っていることを指して「双肩にかかっている」と言うことがありますが、英語でも「肩」=「shoulders」を使った言い回しがあるんですね。
ちなみに、最後の「on your shoulders」をつけずに、「You don't need to carry the weight of the world.」だけで同じ意味で使うこともできます。
今日のフレーズはネイティブいわく、「Good expression」(良い表現)なので、ぜひあなたの引き出しに入れちゃってくださいね!
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!