今日のフレーズ
I only just got it by the skin of my teeth.
(ギリギリ間に合った。)
やり取りイメージ
A : Are you ok?
(大丈夫?)
B : I had to run for my train, & only just got it by the skin of my teeth.
(電車に乗るために走ったんだ、それでギリギリ間に合ったよ。)
A : Catch your breath & call me back.
(呼吸整えて、また電話かけ直してよ。)
〜 Tea Break 〜
電車やバスに乗るために走った経験誰しもあるのではないでしょうか?
さて、今日のフレーズのポイントは、「by the skin of my teeth」です。
「by the skin of one's teeth」【イディオム】: ギリギリ、間一髪で、かろうじて
英英辞典でも意味を調べてみましょう!
Idiom
If you do something by the skin of your teeth, you only just succeed in doing it
He escaped from the secret police by the skin of his teeth.
参照: Cambridge Dictionary
イギリス人にも意味を確認したところ、
=Only just
とのこと。
つまり、「ギリギリうまくいった」というニュアンスなんですね。
たとえば、電車に間に合って乗ったとき「I only just got it by the skin of my teeth.」と言ったら、それは、「You just managed to get it.」、「Almost missed.」と同じ意味合いになります。
ではなぜ「by the skin of my teeth」で「ギリギリ」という意味になるのでしょうか?
調べてみたところ、歯には皮膚がないのに、たとえば、歯が削れて小さくなったり、痩せ細ったりしたりして、歯や骨が皮膚にくっつくくらいにガリガリになってしまったら、歯や骨と皮膚の間に余分な肉がない状態になってしまう、それが転じてギリギリ・余裕がないという意味合いになったようです。
なお、「ギリギリ大丈夫!」と言いたいときは「Just about!」と言えますが、この「by the skin of my teeth.」の方が「Just about!」よりも強いギリギリ感がある表現です。
今日のフレーズは「Neutaral」(中立的)な表現なので、カジュアルな場面でもビジネスシーンのようなフォーマルな場面でも両方で使えます。
また、文語ではなく、口語で使われるのが一般的です。
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!
追伸:「Only just」の使い方はこちらからどうぞ!