
今日のフレーズ
Does it ring a bell?
(心あたりある?)
やり取りイメージ
------ At work ------
------(職場にて)------
A : What’s the name of the lady who has just come out of the meeting room?
(今ちょうど会議室から出てきた女性の名前、何だっけ?)
B : That’s Emma. You met her at the global conference last year. Does it ring a bell?
(エマだよ。去年の国際会議で会ってるよ。心あたりある?)
〜 Tea Break 〜
ずいぶん前にロンドンの語学学校に通っていた時、
先生が前の週に学んだ新しい単語の意味は何だったか質問してきました。
わたしたち生徒が思い出せず黙ってしまったところ、
ヒントを次々と出してきました。
そして、ヒントを出した後に、
今日のフレーズである
「Does it ring a bell?」
(どう、ピンとくる?)
を使ってきました。
今日のフレーズのポイントは、
「ring a bell」です。
「ring a bell」:心あたりがある。ピンとくる。聞いた事がある。思いあたる。
「ring a bell」は直訳すると
「ベルを鳴らす」ですが、
日本語で言うところの
「ピーン💡(ピンときた!)」
「あ、あのことね!」
と忘れていたことを感覚的に思い出すイメージです。
なので、
今日のフレーズ「Does it ring a bell?」は、
「心あたりある?」
「ピンくる?」
「思いあたることある?」
っていうニュアンスになるんです。
例文をあげると次のとおりです。
It doesn’t ring a bell.
(心あたりがない。)
Does the name Steve Orton ring a bell?
(スティーヴ・オートンって名前聞いたことある?)
The name does’t ring a bell.
(その名前は心あたりがない。)
His name rings a bell but I can’t remember his face.
(彼の名前はピンとくるが、顔は思い出せない。)
I've never met Ann Watson, but her name rings a bell.
(アン・ワトソンには会ったことないけど、彼女の名前は聞き覚えがある。)
ちょっと日本語にしづらい表現でしたが、
「ring a bell」で
「ベルを鳴らす」→「ピンとくる・思いあたる」
という連想イメージでとらえておくといいでしょう。