今日のフレーズ
Better the devil you know.
(知らない悪魔より知ってる悪魔の方がましだ。)
やり取りイメージ
A : I'm thinking of changing broadband provider as my monthly bill is so high.
(月額の料金が高いから、ネットのプロバイダー別の会社に変えようかな。)
B : But an excellent connection is very important for your job isn't it. Better the devil you know.
(でも仕事に使っているから、ちゃんと繋がるっていうのがとても重要じゃないかな?知らない悪魔より知ってる悪魔の方がましだよ。)
A : I don't agree. There must be another company that offers an excellent connection & is much cheaper.
(そんなことないよ。きっとネットワークも安定していて、もっと安い会社があるはずだよ。)
〜 Tea Break 〜
今日のフレーズは日本語にしづらい一言ですが、英語の決まり文句です。
二つのよくない人や会社などを比べたとき、どちらも悪いなら、知らない悪いものより、知っている悪いものの方がまだましだと言いたときに使えます。
「Better the devil you know (than the devil you don't know).」: 見知らぬ悪魔より知り合いの悪魔の方がまし、知らぬ神より馴染みの鬼
イギリス人にも意味を確認したところ、
=「Better to deal with someone / something that isn't very good but you know, than a complete new person / thing」
とのこと。
つまり、「あまりよくない人・モノであったとしても、知っている人・モノの方が、全く新しい人・モノよりも良い」というニュアンスなんですね。
たとえば、イギリス人曰く「You are in relationship with the person/organisation but it isn’t brilliant but it is safer to stay with them than risk a new relationship with a person/organisation you don’t know at all.」ということになります。
※日本語訳:「そこまで良いとは言えない付き合いのある人や組織であったとしても、その人や組織と付き合っていた方が、自分が知らない全く新しい人や組織と付き合うよりはリスクがない。」という意味。
なお、今日のフレーズはカジュアル、フォーマルどちらの場面で、口語として使われます。
英国人曰く、ネイティブしか知らないであろう「Good Phrase」でもあります。
さいごにイギリス人の発音をどうぞ!
ではまた明日のフレーズでお会いしましょう!