今日のフレーズ
I'm sitting over here.
(ちょっと離れたこっちに座ります。)
使うタイミング
いつもなら近くに座っているが、同僚や友人が咳をしている(風邪をひいている)ので、少し離れたところに座りたい時。
やり取りイメージ
------------ In the meeting room (会議室にて) ---------------
Kenneth : Cough. Cof cof cof. Cough! Aw I'm coughing my lungs out.
(ゴホン。ゴホ、ゴホ、ゴホ。ゴホン! あー、咳が止まらない。)
Nathalie : I'm sitting over here so that I can catch your lungs when you cough in my direction.
(私はちょっと離れたこちらに座ります。そうすれば、あなたが私の方に咳をした時、あなたの肺をキャッチすることができますからね(笑)。)
〜 Tea Break 〜
今日の「やり取りイメージ」の中でのNathalieさんのフレーズは、実は英国人のユーモアです。
今日の仕事中、咳が止まらない私(Kenneth)と会議室に入ったNathalieさん。いつもなら隣に座って話すのですが、今日は一つ椅子を空けて不自然に離れて座りました。
おそらく咳込んでいる私から離れて座りたいんだろうなと思ったのですが、いざいつもよりも離れて座られると、心なしか何か自分が悪いことをしたのだろうかと思ってしまいます。
そんな時に間髪入れずに彼女が言った一言が今日のフレーズでした。
I'm sitting over here so that I can catch your lungs when you cough in my direction.
(私はちょっと離れたこちらに座ります。そうすれば、あなたが私の方に咳をした時、あなたの肺をキャッチすることができますからね(笑)。)
昨日紹介したフレーズを私が使ったら、そのフレーズを利用して、彼女なりのユーモアを交えて、自分がいつもと違って離れて座る理由を遠回しに説明したのです。
何かを他人に伝える時、その人を傷つけないように間接的に表現する部分は日本人と似ていますが、それに加えて少しユーモアを交えるところが英国人風だなと感じました。
なお、 over here は、自分から離れている人に向けて使う表現です。今日の「やり取りイメージ」の場合は、Nathalieさん自身がKennethさんから離れて座る状況を表したものです。他にもこの over here は自分から離れた場所にいる人に対して「こっちに来なよ」「こっちだよ。」という意味でも使えます。
長くなりましたが、今日は I'm coughing my lungs out(咳が止まらないので)、早めに寝ようと思います。ではまた明日!