今日のフレーズ
I’ve lost count of the number of times you’ve asked me that.
(何度同じことを聞かれたか、数えきれない。)
やり取りイメージ
------ In the car ------
------(車内にて)------
A : Are we there yet?
(まだ着かないの?)
B : I’ve lost count of the number of times you’ve asked me that. We’ll get there in probably another hour.
(何度同じことを聞かれたか、数えきれないよ。あと1時間くらいだよ。)
A : Okay, I won’t ask again.
(わかったよ、もう聞かないよ。)
〜 Tea Break 〜
何度も同じことを尋ねられることって
誰しもどこかで経験ありますよね。
そんなとき、「何度も同じこと聞かないでよ。」
って日本語だと言いたいところですが、
イギリス人のネイティブスピーカーは、
「何度同じことを聞かれたか数えきれないよ。」
って少しこじゃれた感じで返答することがあります。
「I’ve lost count of the number of times you’ve asked me that.」
(何度同じことを聞かれたか、数えきれない。)
今日のフレーズのポイントは、
「lose count of 〜 」です。
「lose count of 〜 」:(計算・勘定の途中で)〜の数が分からなくなる、〜を数え切れなくなる、〜の数を忘れる
「lose count of 〜 」を英英辞典でひいてみると
次のように解説されています。
to not be able to remember a total
参照:Cambridge Dictionary
(合計を覚えられなくなること。)
「lose count of 〜 」は、
今日のフレーズ以外では、
例えば、こんな感じで使えます。
I’ve lost count of the number of times he has done a U-turn.
(彼が考えを何度180度変えたか、数えきれない。)
(彼は数えきれないほど何度も考えを180度転換する。)
I’ve lost count of the number of interviews I’ve given.
(何度、面接を行ったか分からない。)
(数えきれないほど、面接を行った。)
I’ve lost count of how many times she’s been late for work.
(彼女が何度遅刻してきたか、わからない。)
(彼女は数えきれないほど遅刻してきている。)
「lose count of 〜」は、
何かが起きたことが数えきれないほどたくさんある
って強調するニュアンスで使うこともできるんですね。
「lose count of 〜」の「〜」の後につける英単語としては、
「the number of times」=「回数」がよく使われます。
なので、
「lose count of the number of times 〜」
(〜回数が数えきれなくなる。)
(〜の回数が分からなくなる。)
のフレームで覚えてしまうと便利です。
「〜」の部分には、
文章を入れればいいので、
一回覚えて自分のものにしてしまうと
きっと役に立ちます。
今度、飲み会などで誰かが同じ話を何度もしていたら、
「I’ve lost count of the number of times you've told me that.」
(何度その話を聞いたか数えきれないよ。)
って心の中でつぶやいてみてください(笑)!
さいごに参考までに、
例文で出てきたイディオムである
「考えを180度転換する。」は
以前の記事で取り上げていますので、
よかったら確認してみてくださいね。