今日のフレーズ
It costs an arm and a leg.
(すごくお金がかかる。)
やり取りイメージ
------ At a pub ------
------(パブにて)------
A : I want to send my son to a public school.
(息子をパブリックスクール(私立の高校)に行かせてやりたいんだよね。)
B : Why do you want to do that?
(なんで?)
A : Because he got good marks and wants to go there but it is going to cost an arm and a leg.
(彼は成績優秀でパブリックスクールに行きたいがってるからさ。でも、すごいお金がかかるんだよね。)
〜 Tea Break 〜
先日イギリス人の同僚と話をしていたら、
外部コンサルタントに支払う
プロジェクト費用が高いねって話になり、
今日のフレーズが出てきました。
「It costs an arm and a leg.」
(すごいお金がかかる。)
今日のフレーズのポイントは、
「cost an arm and a leg」です。
「cost an arm and a leg」【イディオム】:大変なお金がかかる。出費が高くつく。
英英辞典ではこのように解説されています。
to be very expensive
参照:Cambridge Dictionary
(とても高いこと。)
「cost an arm and a leg」
=「very expensive」(とても高い)
と載っていて、
非常にわかりやすいです。
英英辞典の解説の方が、
和英辞典で調べるよりも
シンプルでわかりやすいことが多いですね。
少し話はそれましたが、
「cost an arm and a leg」の
例文はこんな感じです。
The repair work cost an arm and a leg.
(修理費用は高くついた。)
University tuitions cost an arm and a leg nowadays.
(最近の大学の学費ってすごい高い。)
I’d love to buy a Mercedes but they cost an arm and a leg.
(ベンツが欲しいけど、すごい高いんだよね。)
I’m sick of paying rent in London because it costs an arm and a leg.
(ロンドンで家賃を払うことにうんざりしている。なぜなら、ものすごく高いから。)
We want to redecorate the living room, but I’m afraid it’s going to cost an arm and a leg.
(リビングルームを改装したいんだけど、すごくお金がかかるんだよね。
なぜ「cost an arm and a leg」で、
「すごいお金がかかる。」
「(出費が)が高くつく。」になったのか
調べてみました。
諸説あるようですが、
多くの人が信じている一番有力な説は、
第一次、第二次世界大戦で
多くの兵士が片腕や片足をなくしたことに
由来しているそうです。
戦争による代償が高くついた
というニュアンスなんですね。
今日のフレーズをまとめると、
「すごくお金がかかる」と言いたいとき、
それぞれ次の型で覚えておくと活用しやすいです。
<過去形>
It cost an arm and a leg. ※「cost」は、過去形/過去分詞も「cost」です。
<現在形>
It costs an arm and a leg.
<未来形>
It’s going to cost an arm and a leg.
今日のフレーズは、
イギリス人との日常会話や
イギリスの映画やドラマを見ていると
よく出てくるので覚えておくと役立ちますよ!